あっぷりノート

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ちょっと待った!冬にランニンググローブは要るのか?

今週、一気に寒くなった。

でもまだジャージやウィンドブレーカーを着るにはちと早い。

どちらかというとカラダというより手が寒い。

走りおえると、手がかじかむ。

末端が冷えるとカラダの中心まで冷えてくる。

なので、末端はできるだけ“冷え”から防護してやりたい。


昨年末は「軍手」をつけて走っていたことをおもいだし、軍手を装備してはしる。

あったかい。

ただ気になるのは、2週間後のマラソン本番。

軍手で走っていいものか?

ランニング用グローブのほうがいいものか?

検討してみた。


■軍手 vs ランニング用グローブ

ランニング中の寒さをしのぐうえで、「軍手」のメリットはいくつかある。

・温かい
・通気性がある
・値段が手頃

あわよくば自宅に一組くらい眠っていたりするので、これで問題なければ軍手で駆け出せばよい。

先日、軍手で20km走ったが、ほとんど不都合はかんじなかった。

が、欲を云うと以下の3点がクリアできればなおのこと良い。

(1)デザイン

まず、見た目だろう。どうせ、マラソン本番でつかうならカッコいいほうがいい。

(2)軽い

あと、軽さである。軽さ≒薄さでもある。

走りはじめは寒いが、走ってるとだんだん暑くなってくる。手袋をはずして走りたくなってくるのだ。

そんなときにパッとはずしてウェアにはさんだりできるといい。

(3)タッチパネル対応

グローブを装着したままスマホをいじれるかどうか。

実はこの3つ目の機能がいちばん大きい。

景観遺産ランナーを自負しているので、走りながら写真をとることも度々あるし、距離計測アプリを操作することもある。

いちいち手袋をはずして操作していたのではめんどうである。

今回もそこがいちばん気になった点ではある。


上記3点については、たしかにランニング用グローブにかえることによって解消できる。

ただ安易にかえてしまっていいものか。

ほかにオルタナティブな方法はないか。

とくに(3)タッチパネル対応について、もう少しかんがえてみよう。


■「手ぶくろモード」は使えるのか

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最近のスマホには「手ぶくろモード」というのがある。

手袋をつけたままでも、タッチパネルを敏感に反応させるようにするための設定だ。

そのモードをONにすれば軍手をつけたままでもタッチパネルが操作できるようになる。

どれだけ操作できるかは、この章の文章を軍手をつけたままストレスなく打てるくらいの感度である。

前々から存在は知っていたが、はじめてつかってみて感じたのは、じゅうぶんにつかえるということである。


じゃあ、もうこれでいいじゃん。


一度そう結論づけてしまうと、軍手もなんだか武骨で粋なかんじがしてきてしまうし、ランニンググローブに3000円は高く思えてきてしまう。

── これが僕の導きだした解である。


■あっぷりへんしょん

軍手でもじゅうぶん冬のランニングに耐えることはできる。

いちばんのネックはタッチパネルが非対応であることだったが、スマホに搭載された「手ぶくろモード」でそれも解消することができた。


もし、タッチパネル対策でランニンググローブをお考え 且つ スマホに手ぶくろモードの機能があるかたは、まず「軍手 × 手ぶくろモード」でのぞんでみてほしい。

それでもダメだったり、デザインや薄さなんかを追求されたい場合は、ランニンググローブにステップアップされればよろしい。

それからでも遅くない。

さほど走りのパフォーマンスには影響ないはずだからだ。