観梅ジョギングとして行きたいところリストにずっとしたためたままになっていた目的地がある。
『安八百梅園』である。
東京ではもう桜が開花したらしい。
岐阜はまだだが、時間の問題だろう。
世が桜に席巻されるまえに、梅を拝み倒しておきたい。
新幹線沿いを走る
まずはじめに安八百梅園までのルートを公開しておきたい。
安八町にいくのは輪之内町の町章めぐり以来。
いままで通ったことのなかった、東海道新幹線沿いをひたすら走るルートを選びました。
おかげで最終的に、新幹線が結んでくれた縁に感謝することになるのです。
しばらくこんな感じの風景が続きますが、
揖斐川をわたる前に一旦わかれ、
橋の上からは南に少し離れた位置で、その勇姿を望むことができます。
新幹線とは安八町に入ってからまた合流します ──
と、撮影していて気になる看板が。
左下のほう。
ん?安八温泉?
安八に温泉ですと?
安八温泉
以前、大垣近辺の温泉を調べて記事にしたことがあったが、その際もノーマークだった。
温泉がすぐ近くにあるらしい。
キニナル。
百梅園と同じ方向なので、少し寄り道していこう。
案内板をたよりにたどっていくと ──
ありました!
見た目は意外と広そうだけど、どうなんだろう?
帰ってから調べてみたところ、地元町民の保養目的で建てられた温泉施設とのことですが、もちろん誰でも入湯可能。
湯船のバリエーションこそ多くはないものの、リーズナブルで2012年にリニューアルオープンしたこともあり、わりと評判は良いようです。
梅園→温泉コースも良いかもしれませんね。
いいとこ見つけました。
新幹線を追っていて良かったです。
安八百梅園
さて、安八温泉にわかれを告げ、南下すると良い感じの堤防につきあたります。
びっしり連なる桜。
開花が楽しみ。
良い感じゆえに、ウォーキング&ジョギング大会が開催されるよう。
しかも、今日じゃん。
さらに南下していくと、
急に人だかりが見えたので、すぐわかりました。
百梅園です!
100種類、1200本以上の梅が拝めるらしく、
しだれ梅がちょうど見頃です。
品種が多いので、
1月から3月まで長い間梅を楽しめるようです。
全景。
となりの浄化センターまで続いており、
広くて見切れませんでした。
ふれあいセンター内では盆梅も観賞できるとのこと。
出店がちょうど準備中で、まさにお祭りが始まらんとする雰囲気でしたが、ウォーキング大会に飲まれそうだったので、足早に退散してきました。
あっぷりへんしょん ~失念したミッションと代わりに得た収穫~
復路で、ふと「お腹すいたなァ」と考えたときに、計画していたミッションを忘れていたことに気づいた。
「梅を観ながら小梅を食べる」
というのをやりたかったのに忘れていたのである。
温泉に出会った充実感と、観梅の満足感ですっかりと失念していたのである。
でも、まったく問題はない。
なぜなら、それ以上に収穫があったからだ。
▲安八百梅園まで、片道ちょうど10km、往復20kmでした
初フルマラソンを終えてから3週間、まともに走れなかったのがずっと気がかりだった。
それがようやく払拭できたのである。
全快というにはほど遠いが、それでも走りきれて良かった。
来月のぎふ清流ハーフマラソンに向けて、調整していきたいとおもいます。