大垣市周辺の梅というと、
・東公園の梅
・安八の百梅園
・墨俣の光受寺
の3つが大抵あがります。
東公園は昨年訪れたし、安八の梅は先週末制覇しました。
そこで今週末は、ラスト。
墨俣の梅を攻略しにいきます。
墨俣の光受寺
なぜ墨俣が後回しになっていたかというと、理由はシンプルで、遠いからである。
▲片道11km、往復22kmなので
去年のぼくには荷が重かった。
が、今なら行ける。
ということで、景観遺産の揖斐大橋をわたり、遠路はるばるやってきました ──
墨俣町。
そして、目的地の光受寺。
さて、梅の調子は?
む?
むむむ?
咲いてない?
というか、枝がない。
なぜ?
境内にご住職の奥様とおぼしき方がみえたので、訊いてみた。
私「もう梅終わっちゃったんですね」
奥様「そうなんです、ちょうどさっき切り落としたところで。あと、上のほうだけ始末したらおしまいですね。もう桜も咲き始めた頃ですし…」
さっき切り落とした ──
ちーん。
たしかに奥様が枝を束ねてせっせと運んでらっしゃった。
なるほど。
季節の花ジョギング、またまた機を逸してしまったのである。
しかも紙一重で。
でも、仕方ない。
メンテする方も大変なのだ。
その姿には税金対策ではなく、しっかりと梅を愛で、来客を歓迎しようというおもてなしの精神が感じられた。
ご苦労様です。
季節の花という花がまともに撮れなかったので、黄色くキレイに咲いた水仙をせめてもの手土産に、パシャり。
蛇足だが、今回もまた「梅を観ながら小梅をいただく」予定だったが、そもそも梅が咲いておらず実現できなかったのであった。
あっぷりへんしょん ~墨俣は歴史と近代が融合する町~
あらためて考えると、ジョギングで墨俣を訪れたのは初めてでした。
おおがきマラソンやサイクリングでは通ったことがありますが、自宅からのジョギングで、というのは初めてでした。
大垣市を横断することになるので、距離以上に時間がかかった気がしました。
何回か信号待ちもあったので。
でも今回初めて走ってみたことで、墨俣町独特の雰囲気を肌で感じることができました。
墨俣町は一夜城をはじめとした、景観遺産の密集地区でもあります。
それだけ歴史があるということです。
にもかかわらず、町家の間にモダンなバーがあったり、
整備された児童遊園があったりと、たえず発展を続けようする機運が感じられます。
今回は時間がなく、道草を食う余裕がありませんでしたが、まだ見ぬ景観遺産を求めにまた訪問してみたいとおもいます。