来週11/12はいびがわマラソン本番。
つまり今週末は最後の追いこみとなる。
なので、初の輪之内町入りを試みることにした。
一周22km。
もちろん、めざすは“輪之内町章”である。
輪之内町章
町章をめざすので、安八町と輪之内町(安八郡)の境に挑むことにした。
そこまでちょうど片道11km。
輪之内町入りするのははじめてだし、そこに至るまでの
堤防や
橋もはじめて走る。
たのしい。
大垣市と輪之内町の境は残念ながら町章がかかげられていません。
そして、町境のある県道220号に合流。
町章の参拝者のために(?)歩道がしっかりと整備されています。
エフピコを通り抜ける頃、急に雲行きがあやしくなってきたが…
ん、あれはもしや?!
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安八町の町章である。
ということは、反対側には ──
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輪之内町の町章だ!
「ワの内」の意匠化で、円形は融和団結と希望に満ちた平和を印象づけ、更に下部の剣尖で向上を、上部の飛鳥で町勢の飛雄発展を象徴しています。
シンプルで意味づけがよく整理されたシンボルといえる。
個人的に好きな部類である。
さて、晴れて目的を達成したところで、帰りは北のルートを反時計回りにはしって戻ります。
ビルドアップ走
じつは、今回のランニングにはもうひとつ目的があった。
このまま帰っては、ただの町章ランニングである。
来週は本番だというのに、楽しんでばかりはいられない。
ここからはストイックにいこう。
追いこまれてから、人はどれくらい底ヂカラを発揮できるのか。
本番を想定して、15km付近からペースを上げてはしる「ビルドアップ走」をためしてみたい。
ここまでは5:40/kmくらいのペースで走ってきた。
後半は少しずつペースを上げてゴール(自宅)を目指すことにする。
と、スイッチを入れ直し、大垣大橋をわたり気合いを入れる。
しかし、大垣市に入ったとたん急に大雨に見舞われた。
急にカラダが冷える。
でも、止まったら敗けだ ──
雨に降られたら 乾いてた街が
滲んできれいな光を放つ
心さえ乾いてなければ
どんな景色も宝石に変わる
(『エソラ』より)
ミスチルの一節を口ずさみながら、ペースを上げた。
ランニングはフォームが命
街が放った光に視覚が刺激され、それが脳に伝わり、ぼくのランニングフォームがかわる。
胸をはり、腕をもっと引いて、大股で走るようになった。
するとどうだろう、今までよりもラクになったにも関わらず、軽い力でグンとスピードが上がったのだ。
この半年間はフォームとの闘いだった。
ランニングからくる、有痛性外頸骨、肩こり、こむらがえり…
いろんな痛みに悩まされたが、フォームを治すことですべて改善された。
カラダをいたわるためにもフォームは大事だが、より速く、もっとラクに走るためには絶対フォームはおざなりにできない。
走っている途中でフォームを変えると、まさに“トランスフォーム”するかのように、走りが変わる。
それまで使っていた筋肉とちがう筋肉が動き出すような気がするのだ。
ビルドアップ走においてトランスフォームを使うことで、疲労しているにもかかわらず後半はかなりペースを上げることができた。
これは大きな収穫といえよう。
来週の本番がたのしみになってきたッ!!