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ビジネス書「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」で曲をつくる

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ようやく新曲のお披露目。
 
今回はこのプロジェクトがより世の役に立つよう、ぼくなりに思慮を尽くしてつくりあげた。
 
 
これは、もはや愛情と云っていいかもしれない。
 
※ビジネス書の要点を忘れないようにすべく、要点を歌詞にとりいれた曲を今回は一旦「ビジネス曲」とよぶことにします
 
 
 

■役立つビジネス曲をつくるための2つのルール

ビジネス曲に関しては、ぼくは誰よりも心血をそそいで考えている(と、自負している)。
 
ビジネス曲が世のため人のためになるとおもっているからだ。
 
そのためには、ビジネス曲は他の音楽と一線を画していなければならない。
 
どういうことか。
 
他の音楽とちがい、「実用的でなければならない」のである。
 
ビジネス曲をきくことにより、本の内容を想起できなければならない。
 
そのためには単に本の要点を歌詞にしているだけではダメだ。
 
いくつか曲を作っているなかで、ビジネス曲特有の配慮すべきポイントがみえてきた。
 
以下に世間に役立つ楽曲をつくりあげるために、重視すべき2つのポイントをあげておくので、ビジネス曲をつくってみたい!というフロンティア精神の持ち主は、ぜひとも参考にしていただきたい。
 
 
(1)テンポは速めにする
まず一つ目のポイントは、「テンポは速いほうがいい」ということである。
 
役に立つ曲であり続けるには、短時間に効率よく本のエッセンスを喚びおこさないといけない。
 
だからスピードが問われるのだ。
 
じゃあどれくらい速ければいいのか。
 
とくに定義はないが、個人的に160bpm以上は速い部類にはいるんじゃないかとおもってるので…
 
今決めました。
 
 
テンポは160bpm以上とすること
 
 
これはかつて第2弾シングルとしてリリースした『Top of the Chat』テンポがものすごくゆったりで、1曲をとおすのに至極時間がかかってしまったという失敗談が学びとなっている。
 
人は失敗に学ばねばならない。
 
 
(2)サビから入る
もう1つのポイント。
 
より実用性を高めるために、まず結論から伝えることを念頭におきたい。
 
これはビジネスの鉄則である。
 
ボスへの報告でも取引先へのプレゼンでもそうだし、もちろんビジネス曲を書く場合も通用する。
 
 
歌詞も結論から入るとよい
 
 
耳にのこりやすいキャッチーなメロディもセットになっていると、なおのこと効果的であろう。
 
ビジネス曲においては、音楽性も、まずは実用性ありきなのだ。
 
そこで効果的なのは「サビ」の使い方である。
 
サビを冒頭に入れられれば、曲を聴くやいなや要点を思い起こすことができるようになるはずだ。
 
と偉そうにつづったが、ぼくはまだできていない。
 
そこで、今回の曲はサビから入ってみることにしようとおもう。
 
 
 

■「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」の要点まとめ

冒頭にサビをうたうのはいいが、そもそも要点をまとめていないことには、何が大事かわからない。
 
そこで最近(と云っても年末だけど)したためておいた読書メモから以下のとおり、重要度順にランクづけして並び替えてみた。
 

1.「笑顔が保てる、鼻歌が歌える、おしゃべりできる」という程度の運動量(スピード)を目安に走る。

2.フォアフット・ランニングで、足の指の付け根あたりから着地することで、かかとでの着地にくらべ足を痛める危険が少なくなる。歩幅は小さく、かかとが地面に着いたときの反動を使って、前に弾むイメージで。足を後ろに蹴り出さない。

3.準備運動は要らないが、走った後はクールダウンすること。

4.まずは1日15分、最終的には1日30分~1時間。毎日走るのが望ましいが、まず週3回、15~30分、残り4日間は、5分軽く走るか、スローステップを行う。

5.走ることで行動の切替や決断が速くなる。うっかりミスや間違いの発見など注意力が身につく。言語に関わる記憶力や知識をつかさどる部位が強化される。前頭前野、10野、46野、海馬を刺激するため。

6.カロリー消費はウォーキングの2倍。
 
よく考えれば本も音楽もクライマックスがあり、合間あいまに間奏やコラムなんかがある。
 
起承転結というか、ストーリー性もしっかりとある。
 
どれも読者や視聴者をたのしませるための工夫であろう。
 
ビジネス曲には、その本の流れをうまく同期させられるといい。
  

 

 

 

 

 

■160bpmとサビ入りの法則を適用する

実際にサビから入ってみよう。
 
導入部はいきなり160bpmルールをやぶる暴挙に出てしまったが、すぐにギヤチェンジしてるので許してほしい。
 
広い心でお聴きあれ ──
 
 
 
そして歌詞は以下のとおり ──
 

Slow-Jogging

    F                  Am7                    Dm               A7  
鼻歌唄える 笑みこぼれる 語らえる スピード保って
Bb    Am7  Dm7         Eb
歩幅小さく 蹴り上げず ──

F            FM7        F7           D  
判断力 注意力 記憶力 レベル上げて

Bb        F                Bb                 C
海馬や前頭前野 刺激するから

            Dm   DmM7                   Dm7        G
はじめは15分でいい いずれは1時間くらい

Bb             G                  C                       A
歩くより 走る方が カロリー消費は2倍

鼻歌唄える 笑みこぼれる 語らえる スピード保って

Bbm  Am7  Dm7    G                C
歩幅小さく 蹴り上げず 弾め

    F                  A7                                       Cm7           F7
走り出す前はウォームアップしない 走った後にクールダウンして

Bb    Am7   Dm7    Eb     C               F    
続けられる 時間帯に 駆け出そう
 
実際にこの本をよんでジョギングをはじめて、ジョギングしながらこの曲をつくった。
 
もはや、この曲が役に立たないワケがない。
 
おかげで今のところ3ヶ月間、ジョギングが続けられている。
 
どうも本を読む気になれない、という方はこの曲を聴くだけでも効果が期待できるんじゃないかとぼくはおもっている。
 
 
 

■あっぷりへんしょん ~ビジネス書を基にかいた曲は「ビジソン」と名づけます~

今回は「Eテレのスロージョギング番組がはじまったときに、OP曲の依頼がきたらどんな曲を書き下ろすか」を妄想してつくってみた。
 
アニメのオープニングみたいに勢いがあるほうがいい
 
そう、まるでアニソンのような ──
 
ん?
 
アニソン?
 
アニメソングか ──
 
そうだ、ぼくがつくってるのはビジネスソングだ。
 
さしずめビジソンじゃないか。
 
ということで、とりあえず「ビジネス曲」とよんでいたビジネス書のエッセンスを歌詞につめこんだ楽曲は、これから「ビジソン」と呼ぶことにします。
 
どうぞ、よろしく。
 
 
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