自分の好きなことを日常的に少しずつやること。小さい頃から自分が好きだったことを思い出して、それをやってみることだ
(
本田健 著 《ユダヤ人大富豪の教え》より)
「自分の好きなことをに日常的に少しずつやる」ことで「自分の人生のヒント」を見つけられるし、「自分の大好きなことを仕事に」して、「幸せな金持ちに」なれるらしい。
思考が貧弱きわまりないが、その「日常的に少しずつ」というのは、とりもなおさず「
アジャイル」が向いてるんじゃないかと、直感してしまったのである。
▼時間は待つものではなく、創るもの
「やりたいことはいつか時間が空いたときにやろう」と思っても、その「いつか」は一生やってこない。
時間を切り売りしているサラリーマンならば、その深刻さは歳を追うごとに大きくなっていくはずだ。
小生も同じく晩年になってから後悔したくない想いが強くなっている。だからこのブログとともに曲づくりを再開した。
再開してみて感じたのは、確かに昔のように思いのまま作れなくなってる。でもこのまま作ってないと衰える一方だということ。
おしなべて私の曲づくりに対する妄想はファンタスティックになりがちで、できもしないのに壮大なオーケストラ編成でやろうとして、やる前から気が滅入ってしまう。
まさに「いつか」を盾に延命してしまう病癖がある。
しかし、頓挫させてたまま何もやっていないと、いざ時間ができたときに、スキルも感性も貧弱なヨボヨボ爺さんになっていてはどうしようもない。
「いつか」やるにしても、感覚を維持するには結局ちょっとずつでもやり続けるしかないはずである。
▼作曲の場合は「アジャイル作曲術」
このブログを書きながら体得したのは、「
アジャイル作曲術」でまず全体を作ってしまうことで、「少しずつやる」という方法でなんとか先延ばし癖をのり越えることができる、ということである。
もちろん大作をコツコツ毎日少しずつという御仁もいらっしゃると思うが、私の性分には合わないので、それぞれに合ったやり方でいい。
ただ、「
アジャイル作曲術」は少しずつ
やるのに向いているし尚且つ全体のコンセプトも伝わりやすいメリットがある。
「アジャイル作曲術」の詳細な方法については、ブログの関連記事を見ていただきたいが、かいつまんで下記のような方法がある
・まず
チップチューンで作ってみる
・メロディー、伴奏、リズム隊をざっくり3つ楽器で表現する
・エンディングが決まらないならループさせてフェードアウトにする
・作った小曲をモジュールとして組み合わせる
等々
妄想はでっかいまま、努力は少しずつ。
“Think Globally, Act Locally”
作曲に限らず、書道なら一文字だけ書く「
アジャイル書道術」だし、折り紙ならパーツごとに作る「
アジャイル折り紙術」で良いのである。
▼あっぷりへんしょん ~平日にも趣味のスケジュールを!~
大富豪になれるかはさておいて、日常的に好きなことにたずさわっておくと”今”も楽しいし、"未来"も楽しくなることうけあいだ。
平日のスケジュールには仕事の予定だけでなく、ぜひ趣味・プライベートの予定を入れておきたい。