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更なるアジャイルを追求するために「ノマド作曲術」を取り入れる

前回、「育児のための『ノマド作曲術』」として書く予定だったのですが、長くなりそうだったので分割してここに改めて記します。 

(コンパクト化宣言をしたのに、長ったらしい文章を書いてしまっては本末転倒なので…)

 

 

▼「ノマド作曲術」とは?

いつでもどこでも作曲できる術のこと。最近の風潮だと、オサレなカフェでとかいうイメージが強いですが、「遊牧民のように」という意味では別に自宅のリビングや浴室で作曲する、というシチュエーションも含めて「ノマド作曲術」と呼んでいいと思っています。個人的に。
 
もともとアジャイル作曲術のきっかけは子育てというのは先述した通りですが、そのためには「ノマドな作曲」が適していることに気づいたのです。
 
ゆくゆくは「家族や仲間たちと楽しめる曲づくり」に目指したいです。
ユビキタスが「いつでも・どこでも・誰でも」に対し、ノマドは「いつでも・どこでも・"誰とでも"」を推していきたいと思います。
 
 

▼そのために必要なのは?

「ノマド作曲術」を実現するのに必要な環境はこれくらいです↓

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(図:我が家の9.6インチ・タブレットからCubaseを操作しています)
 
・タブレットもしくはノートPC
 └ リモート接続アプリ『Splashtop2
    これがなきゃ始まらんとです。
    手許の端末にはもちろん、接続先のPCにもインストールしておくこと!
 
Splashtop 2 - Remote Desktop
Splashtop
価格:undefined 平均評価:4.5(22,662)
 
 
 └ その他、xPianoなどのキーボードアプリ
      なくてもいいが、あると便利
 
xPiano
cyandroid
価格:undefined  平均評価:4.1(19,791)
 
 
・マウス
 手許の端末と接続先のPCのディスプレイサイズに差がある場合は、あると便利
 
・ヘッドフォン 
 一応周りの目を気にして。イヤホンでも可。自宅なら多少の音量でも許してもらえるかも…?
 
 
以上!つまり、絶対必要なのはSplashtop2とそれを操作するための端末だけ、ってことになります。
結局は自宅のCubaseにリモートでつないでるだけなので、これといって機材は特にいらないんですよね。
 

 

▼「ノマド作曲術」の得手不得手

まず、リビングで作ってみた成果と課題です。
 
(1)成果:WinningJump
 
(2)課題
 ・今回タブレットで試したが、アジャイルではモジュールをコピペしまくる必要があるため、コピーコマンドがキーボードで打てたほうがいい
 ・何故かSplashtop上ではオーディオへのミックスダウンができなかった(おそらくオーディオIFの設定が原因?なので、《WinningJump》も最終処理はデスクトップで行って対処)
 ・端末の音量を小さめしておけばヘッドフォンは要らない
 
よって、たたき台はノマドで作って、仕上げは母艦(デスクトップ)でやるってのが良さそうです。これは曲作りもブログ投稿も同じですね。
 

▼編集後記

更なる高みを目指すならスマホでDTMできると、よりノマドらしさが実現できると思います。
しかしながらPocketBandやCubasisでも良いんですが、やっぱり母艦となってるDAWソフト(私の場合のCubase)との同期がとれることが必須です。
(例えばMIDI出力できるアプリとか、最高なのはAndroid版のCubase!)
 
ということで、現時点で一番しっくり来てるのは「Splashtop2」です。
ちゃんと手許から音が出るし(接続先からは音を出さない設定も可能)、デュアル画面でも切替できるし、しかも無料!
 
Splashtop 2 - Remote Desktop
Splashtop
価格:undefined 平均評価:4.5(22,662)

 
さすがにスマホでは画面が小さすぎるのと、私のスマホ(MEDIAS N05-D)では起動時にスマホ側がリブートしてしまい、なぜかうまく使えていません。