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【裏ワザあり】Evernoteからお引越しするなら『UpNote』一択!


もう12年以上使っていたEvernote

とうとう見切りをつけたのでその理由と乗り換え先をいたします。


Evernoteの問題点


格安SIMに変更してから、無償版Evernoteのデバイスの使用数制限に引っかかるようになってしまった。

ノートが同期されなくなってしまったのである。

アプリ版はスマホ(1台)のみ、PC(2台)ではWeb版を使っていたので、てっきりWeb版はカウント対象にならないと思ってたんだけど、ダメだったみたい(逆になぜ今まで使えてたのかナゾ…)

散々お世話になっておいてなんだが、予てから抱えていた不満が解消される兆しもなかったので、このタイミングで使うのを辞めることにした。

Evernoteの不満

実はEvernoteへの不満は年々募っていた。

  • VerUpの度に改悪され、有償版への誘導がしつこい
  • 挙句の果てにホーム画面が使いにくくなった
  • スマホでコピーすると変な改行が入る
  • 更新中にノートが複製されまくる
  • そしてノートが競合しまくる
  • 台数制限

それが爆発してしまった、という感じ。

熟年離婚みたいなやつだ。


消費者の要望を無視し続けるといつか見放されるよ、という良い例である。

UpNoteの良いところ【4つ】

一方で、Evernoteの不満をすべて解消してくれたノートアプリが『UpNote』である。

悩める子羊だった私にとって、まさに渡りに船だった。


使い始めて2か月、Evernoteより断然使いやすかったので見事スタメン入りを果たした。

UIはEvernoteとほぼ同じ

見た目も操作性はほぼEvernoteと同じ

Evernoteからのお引越しに最適という理由はここにある。

これはガチで断言できます。

Evernoteの不満を一気に解消

前述した不満がすべて解消された。

無償版であるにもかかわらず、である。

文字数カウント機能

あとThreadsやブログをやっているライターさんにはありがたい文字数カウント機能付き。

これを知ったとき、一気にUpNoteが好きになった

ピン留め機能

あと、地味に気に入っているのが、ノートをピン留めすると常にNOTEBOOKの最上部に表示されるようになる点である。

よく使うテンプレートやHTMLタグみたいなノートをピン留めしておくと、いろんなノートの下書き中にアクセスしやすくて便利なのだ。

UpNoteの気になるところ

別に使えないことはないからいいんだけど、こうなったらもっと便利なのにな~と思うことを3つ挙げさせていただく。

逆にこの点が気にならない方はUpNoteに全振りしちゃってOKだ。

Web版がない

Web版がないのでPCはインストールしなきゃいけないというのが玉にキズ。

ミニマルに使いたいユーザには好まれない点かもしれない。

ドラッグ&ドロップでNOTEBOOKへ移せるといい

(UpNoteの構造上の問題でもあるけど)ノートを別のNOTEBOOKに移すとき、いちいちNOTEBOOK [a] を解除して [b] を追加、みたいな手順を踏まなきゃならないのが面倒。

せっかくPC版アプリもあるので、マウスで快適に操作できるといい。

ノートとノートブックの関係が1:N

ただ、上記ができない理由が、UpNoteの構造上「ノートとNOTEBOOKの関係が1:N」となっているので、それでD&Dできないというのもわかっている。
(Evernoteは1:1だった)

でも別でTAGS(タグ)も1:Nで紐づけられるからノートブックは1:1で良いと思うんだよね。


物理的にもノート(メモ)って一つのブック(ファイル)に挟むじゃんね。

そこらへん、どうにかなりませんかね。

【100円】有償版も良心的

UpNoteには有料版もある。無償版との大きな違いは──

  • 無償版 ノート50個まで
  • 有償版 ノート無制限

という点。


50ノートは意外とあっという間だ。

しかし、安心してほしい。


有料版も「100円」と良心的なのである。

Evernoteの775円とは大違いである >


しばらく使ってみて気に入ったら課金もあり(買い切りもあるよ)

【裏ワザ】UpNoteとEvernoteを併用する


いや、それでもどうしても課金したくない!という方には耳寄りの裏ワザを教えてアゲル♪

それは

使い終えたノートはEvernoteに移す
というテクニックである。

リリース前のノート(メモ)辞書的に毎回参照するようなノートはUpNoteで管理しておく。

で、リリース済みのノートは過去ファイルとしてEvernoteにコピーして保存しておくのである。


そうすればUpNoteは常に稼働しているノートだけが存在することになる。

EvernoteはWeb版くらいを残しておいて、UpNoteから削除する感覚で移してやればいい。
#Evernoteの扱いよ

乗り換え時にやってはいけないこと

EvernoteからUpNoteへお引越しするときにやってはいけないのは、

Evernoteのノートを単純にUpNoteへ移す
という行為である。


これはご法度

なまじEvernoteのノートをエクスポート→インポートという機能があるから、ついやってしまいがちだが、これはNGなのだ。


なぜなら、サービス移行はノートの取捨選択の絶好のチャンスだから。

必要なノートはコピーしてくるし、必要のないノートはお蔵入りにしておこう。


UpNoteはゼロベースで使うことで常に新陳代謝を活性化しておかねばならない。

さもないと将来性がないノートでUpNoteは贅肉ばかりになってしまう。


私もUpNoteへ乗り換える前にEvernoteをふり返ったところ、

  • ブログの下書き 493件
  • やりたいこと 122件
  • その他 99件

というように結局必要のないノートばっかじゃん、という棚卸ができた。

せっかく新しいアプリを使うのであれば、ここで見切りをつけてあげよう。

まとめ

ということで、Evernoteからの乗り換え先はUpNote一択!の理由を説明させていただいた。

ぜひアプリを一新して、ストレスフリーに過ごしていただきたいものである。

Fix the BIts.