奥さんが「YouTubeのCMが長くなるらしいよ!」って騒いでたので「えっ?」って思わずツイートしちゃいました。
ちょっと待って!YouTubeなんてCMなしで観れるよ?しかも無料で、バックグラウンド再生も可能。必要なのは『Brave』というアプリのインストールだけ。これでスマホ1台でYouTube観ながら同時にTwitter徘徊もできるようになるから、入れなきゃ損。たまにガチで有益なこと言うでしょ?どういたしまして笑 pic.twitter.com/wo6rWySYlO
— ユーキ.アオヤマ🌵ᴱᴺQᵁᴱᵀᴱ ᴿᵁᴺᴺᴱᴿ (@you_key69) 2023年7月19日
そもそもCM観なくても済む方法があるよ。
結論:BraveでYouTubeを観る
冒頭のツイートにも書いていますが、『Brave』というブラウザ越しにYouTubeを観れば、CMが流れなくなります。
Braveが広告をブロックしてくれるからです。
さて、個人的には「Braveとは…」という説明をしたいところですが、そんなの後回しでいい(?)思うので…
まずは「Braveで広告なしYouTubeを観る手順」を説明しましょう。
BraveでYouTubeを観る手順
といっても大した手順はありません。
- Braveをインストール
- YouTubeにアクセス
以上。
もうちょっと詳しく説明しましょうか。
※当方AndroidにつきiOSは動作が異なる場合があります
Braveをインストール
一般的なスマホアプリと同じなので、AppleストアやGoogle Playからダウンロードしてインストールしてください。
▼Android
▼iOS
早とちりしないために注意点。
どういうことか?
BraveでYouTubeサイトを開く
大事なことなのでもう一度いいますが、「YouTubeアプリでYouTubeを観るわけではありません」。
イメージとしてはPCでYouTubeサイトを開く、という感じに近いです。
(1)Braveを起動
Braveを起動します。
(※YouTubeアプリは起動しない)
(2)YouTubeサイトにアクセス
検索バー(検索窓)に
https://m.youtube.com
をコピペでOK。
これでYouTubeサイトが開けます。
いちおうこれで目的は達成ですが、次回からも簡単にYouTubeへアクセスできるように設定しておきましょうか。
(3)ブックマーク or ホーム画面設定
サイトが開けたらブックマーク(お気に入り)に登録することをオススメします。
またはホーム画面に設定しちゃうのもあり。
次回からのアクセスが圧倒的に早くなります。
これでもう頭の中も「YouTube=ライオンマーク」に変換しちゃてOKですね。
上手くいかない場合_其の壱
何度も云いますが、YouTubeアプリでYouTubeを見てはいけません。
だけどYouTubeサイトを開きたいはずが、YouTubeアプリが起動してしまうときがあります。
紛らわしいので(自己責任ですが)スマホからYouTubeアプリを削除するのも一手です。
- Android YouTubeアプリの無効化
- iPhone YouTubeアプリの削除
Android端末はGoogle資本なのでYouTubeアプリは削除できないんですよね。
なので、無効化するしかありません。
これでもう一回上記の手順を試してみてください。
どうですかね?
上手くいかない場合_其の弐
【注意】BraveをインストールしたらYouTubeアプリからCMが消えるのではなく、BraveでYouTubeを観ると広告が消えます⚠️
— ユーキ.アオヤマ🌵ᴱᴺQᵁᴱᵀᴱ ᴿᵁᴺᴺᴱᴿ (@you_key69) 2023年7月20日
■手順
①Brave上で「YouTube」を検索
②YouTubeを選択
※YouTubeアプリが起動してしまう場合
→リンクをロングタップ
→新しいタブをグループで開く
→YouTubeタブを選択
以上 pic.twitter.com/8R7dZLA8g7
それでもうまく行かない場合。
- Brave上で「YouTube」を検索
- YouTubeのリンクをロングタップ
- 「新しいタブをグループで開く」を選択
- YouTubeタブを選択
これは面倒くさいぶん、さすがにうまくいくはず…!!
BraveでYouTubeを閲覧するメリット
さて、ここまでたどり着いた方はおめでとうございます。
Braveの恩恵に享受できます。
CMがなくなる
Braveは初期設定で「広告ブロック=ON」になっているので、そのままでOK。
YouTubeに限らず、一般のサイトでもお呼びでない広告はカットされていると思います。
データ量削減
最近の広告って凝った動画とか増えてきてるじゃないですか?
あれ、お呼びじゃないクセに相当データ通信量食ってるんですよ。
それがカットされるおかげで
- データ通信量が抑えられる
- サイトの表示速度が早くなる
- バッテリーの消費量が減る
- パケット通信料が安くなる
なんでもChromeと比べて速度は3倍UP。バッテリー消費量は1/3減になった実験結果もあるそうな。
#すごい
#というかそんなに広告があったことに驚き
今、YouTubeの話しかしていませんが、ChromeとかSafariのネット検索も、まるごとBraveにすればいろいろ節約できるんです!
なんで今まで使ってこなかったんだー<”0”>
- ここでは割愛しますが、スマホの料金プランだって見直しできちゃいますよ^^
バックグラウンド再生
これはBraveに限った話ではありませんが、(ChromeやEdge等も含めて)ブラウザでYouTubeを再生したまま、別のアプリを起動したりすると、バックグラウンドで再生が継続されます。
YouTubeプレミアムでウリにしている機能の一つですが、あんなの詐欺です。
#口悪い
フロート再生ができる
小窓(フロート)でYouTube画面を再生しながら、SNSやったりネットショッピングしたりすることも可能です。
- YouTubeサイトを開く
- 動画を最大表示にして再生する
- ホームまたは別のアプリを起動する
小画面は任意の場所に移動できるので、もし読みたいテキストと干渉してしまうようであれば、好きな場所にズラしながら作業しましょう。
── ということで設定と説明は以上です。
以降は「そもそもBraveって何?」「怪しくないの?」という方に向けて補足させていただくので、ご興味あれば読み進めてください。
Braveとは
BraveとはWebサイトを閲覧するブラウザの一つです。
ブラウザとして有名なのは「Google Chrome」「Safari」「Edge」などがありますが、その仲間だとおもってください。
まだまだブラウザとしては以下のとおり認知度が低いけど(#Chromeの強さよ)
- Google Chrome 77.03%
- Safari 8.87%
- Mozilla Firefox 7.69%
:
- Brave 0.05%
世界のデスクトップブラウザ市場シェア2023 年版 (kinsta.com)
それでもBraveは2022年5月時点で5500万人が使っているそうです。
まだまだ伸びそうですね。
Braveの広告ブロック
Braveの一番の特徴は
文章やタイムラインの間に挟まってくる広告はスクロールして飛ばせるけど、ページ送りのたびに表示される広告やYouTubeに挿入されるCMは煙たがられがちです。
そんな広告・CMが排除できるんです。
そもそもBraveは広告トラッキング(どんな広告を見たかを追跡する機能)を排除してくれるので、プライバシー保護の観点でも高評価を得ています。
ブロックされない広告
とはいえすべての広告が非表示になるわけではありません。
たとえば、自社サイトで運営している広告は表示されます。
Asicsが自社サイトでAsics製品を載せている広告はブロックされません。
AsicsファンはAsics広告を見たいですもんね。そういう意味でBraveでブロックしたくない広告を設定することもできます。
あくまで、広告代理店が介在しているような広告を排除しているんです。
そもそもBrave立ち上げのきっかけは、広告主とクリエイター(ライターやYouTuber等)の間に介在する代理店や広告オークション業者がほとんどの広告料を持っていってしまうという現実に一石を投じたかったから。
クリエイターには多くを還元し、消費者はみたい広告だけが見られる。
広告の未来に期待できそうじゃありませんか ^^
注意点
Braveはブラウザなので、スマホだろうとPCでYouTubeを観るのと同じ感覚になります。
YouTubeアプリから移行してすぐに感じた違和感は、アプリの場合は戻っても小窓で再生中の動画が残り続けますが、ブラウザの場合は前の画面(動画一覧)に単純に戻ってしまう点です。
YouTubeホームタブと動画再生用タブ、というようにタブを複数開いておけば問題ありませんが。
まあ、そこは慣れでどうとでもなります(投げやりw)
怪しくないの?
「うまい話には裏がある」というのは世の理(ことわり)なので「怪しくない?」と思うのは正常な反応です。
が、大丈夫。
怪しくありません笑
(ここまで説明しておいて怪しかったら俺、相当やべえヤツ ^^;)
安全な理由
Braveは米国発の「Brave software」という会社が開発したブラウザ。
ちょっと専門的ですが、「Chromium」というGoogle ChromeがベースになっているのでChromeに慣れている方は違和感なく使えます。
またセキュリティもChromeと同等なので安心して使えます。
(もちろんChromeも完全無欠ではないので、Chromeに劣ることはないという意味ですが)
広告ブロックの是非
要らない広告を非表示にしてくれるのはわれわれ一般消費者はありがたいですよね。
一方で、想像つくのが広告主からの批判です。
「広告載せんとはどういうことじゃ!」と。
でも、この『Brave』は新しいカタチの広告モデルを目指しているんです。
「みんなが欲しい広告を載せる」というミライ。
え、怪しい?^^;
収益源は広告
怪しいかどうかはその事業がどんなビジネスモデルで成り立っているかを知ることが大事です。
- 信者から巻き上げたお金で運用してたら流石に怪しい。
- でも、しっかり需要と供給の上で成り立ってるなら信頼できそう。
このBraveは広告ブロックを売りにしているのに、収益源は広告ビジネスなんです…!
え?どゆこと?ちょっと面白そうじゃん。
広告ビジネスが成り立つ理由
広告ブロックという機能がウリではあるんですが、ブロックを解除することも可能です。
「いやいや、誰がわざわざ好きこのんで広告なんかみようと思うんだい?」
と思うかもしれません。
でも、いるんです。
なぜなら
※但し、iOSは非対称(2023年7月時点)
広告主から広告料をもらい、閲覧者に暗号資産を渡してその利ざや(差額)を収益ににするというビジネスモデルなんです。
…が。
はい、わかりますよ。
もうお腹いっぱいですよね ^^;
なので今回はここで終わりにします。
※暗号資産をbitFlyerで換金して住信SBIに入金する方法はコチラ↓を参考にしてね
さいごに
最後に大事なことを云わせてください。
情報社会、情報社会…と云われてたクセに日本はこの30年でものすごい勢いで世界から取り残されました。
残念ですが、今後「知らない」「分からない」ことばかりに巻き込まれていくことが決まっているんです。
#これはガチ
人口が減っていくのは不可避なので、あとは一人ひとりのリテラシー(能力)を上げていくしかありません。
一緒に勉強しましょう。
Fix the Bits.