かっこいい。真似したい。
■大垣市の景観遺産68号
そんな憧れを現実のものとするためには、まずそもそも
・大垣市のシンボル的建築物は何か?
・それは走っていける距離にあるのか?
という2つの課題をクリアせねばならなかった。
が、建築物についてはすぐに目星はついた。
「大垣市景観遺産」である。
景観遺産とは、
大垣市の近代化を支えた産業・文化等の近代遺産や、宿場町の歴史・文化の蓄積をかんじさせる建造物を始めとする「後世に伝承すべき景観を有する建造物等」
のことである(大垣市Webページより)。
2016年2月6日現在で72件が認定されている。
問題は自宅から走っていける距離にあるのか、である。
片道15分でたどり着けるとして、2km圏内にあるスポットが理想だ。
あった。
「杭瀬川町の歩道橋」
自宅から約2km。ちょうどいい。
2016年1月に指定されたばかりのスポットだ。
歩道橋という時点で一抹の不安をおぼえたが、百聞は一見に如かず。
行ってみた。
それが、これだ ──

カッコイイ…
という感情は、一切わきおこってこなかった。おせじにも。
いや、上ってみると何か見つかるかもしれない。

うむむ
反対側に廻ってみた。

うむむ
帰って認定された理由をあらためて確認してみた。
橋桁を支えるアーチ構造が市内唯一で、市内に現存する歩道橋では最も古い年代のもの
とのこと。
まあ、そう云われれば珍しいかもしれないけど。
まだ71件ある、出直そう。

■あっぷりへんしょん ~目的地があるとメリハリがつく~
いつも目的もなくだらだらジョギングしている。
畦道や堤防、住宅地なんかを気まぐれに走っていき、7, 8分たったら折りかえす。
そんな走り方だから、たまにこうやって目標物があると、達成感がうまれる。
今回は都会のランナーみたいなかっこよさとはほど遠い結果におわったが、引き続き景観遺産もめぐっていきたい。