あっぷりノート

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あっぷりノート

大きなお世話を、小さなお世話に。

トライアスロンでもデュアンでもない、"ユル"アスロンで15kmを走破する


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おもしろ半分に口走った「トライアスロンにでも挑戦しようかな」という発言。

これが意外とまんざらでもなかった。

実際にトライアスロン(?)の第一歩をゆる~くふみだしてみたので、その経緯と結果をご報告しよう。



トライアスロンと景観遺産めぐりの相性

まず、なぜ突然トライアスロンなのか、その経緯を説明させていただきたい。

トライアスロンは、スイム(水泳)・バイク(自転車)・ランの3種でスピードを競う競技である。

アイアンマンレースのようなイメージがあるが、人によって目的は様々であろう。

ぼくがおもしろそうとおもったのは、このトライアスロンの考え方を「景観遺産を詣でる」目的に採り入れられないかということである。


というのも、大垣市は過去に合併がうまくできなかった影響で飛び地合併となってしまった。

結果、別の町をまたいで、その先にも大垣市があるという状態になっているのだ。


このように、左から旧上石津町、旧大垣市、旧墨俣町と3つの地区から成っている。

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その間に別の町がはさまっているのがわかるだろう。


そのせいで、いちばん遠いところではわが家から片道20km以上もはなれたところに景観遺産があったりする。

往復でフルマラソン並みの距離だ。ランニング初心者にはかんがえられない。

しかし、途中まで自転車で行ってみたらどうだろうか。

かなり距離を縮めることができるはずだ。

たとえばバイク7 : ラン3くらいの割合で走れば、往復20kmのところを14km自転車でこいで、6kmはランニングすればいい。

景観遺産めぐりでいうなら自宅からまず7kmを自転車ではしり、3km先の景観遺産にランニングで向かう。そこから折り返してふたたび3kmランニングして、自転車のもとに戻り、復路6kmをサイクリングで帰る ── というイメージである。

これならかなり現実味をおびてくるんじゃないか。

われながら妙案である。


── えっ、スイムを忘れてない?


まあ、落ちついて聞いてください。

今コーヒーを淹れますから。

ソファにでもお掛けになって。



■スイムを省いたデュアスロン

もちろんトライアスロンなら、スイム・バイク・ランの3種目をクリアしなければならない。

でも、世の中にはよくかんがえられたものがあって、水泳が苦手な人や寒い時期でも競技ができるように、トライアスロンからスイムのみを省いた「デュアスロン」という競技がある。

ランニングとサイクリングの「2つの」「競技」でデュアスロン。そのまんまだ。

正確には、通常のトライアスロンでは「スイム → バイク → ラン」とつづくところを、「ラン → バイク → ラン」におきかえた競技となる。

先ほど話した景観遺産めぐりの例だと、「バイク → ラン → バイク」となるが、そこは大目にみてほしい。
(そうしないと自転車を途中で乗り捨ててくるという奇行になってしまう)

これでもデュアスロン(2つの競技)には変わりないだろう。


このように、デュアスロンではスイムが省かれるわけだが、それでもラクなわけじゃない。

無理をして体をこわしてしまっては本末転倒である。


── じゃあビギナーはどうすればいいのか?


もう一杯コーヒーはいかがでしょうか?

ヒントはスロージョギングです。

チョコあられもご一緒に、どうぞ。



■スロージョギングとポタリング

スロージョギングについてはもはや語る必要はないとおもうが、ご興味のある方は以下の書籍をご参照されたし。


ぼくのスロージョギングによる景観遺産めぐりは、バックナンバーから参照できます。



要はジョギングはジョギングでもゆるーいジョギングである。にもかかわらず、しっかりとカロリーが消費できる登竜門的なジョギング方法だとおもっている。


さて、ゆるーいジョギングはわかった。

じゃあ、ゆるーいサイクリングはあるのか。

安心してほしい。しっかりご用意してます。


これも書籍で知ったサイクリング手段であるが、「ポタリング」というのをご存じだろうか。

知らなくてもかまわない。本の一部を抜粋して紹介しよう。


身近な地域、30キロとか40キロとかをのんびりのんびり走る極小旅行。自転車の種類はそれこそママチャリでも充分だ。とにかく気軽に手軽に、でも、いつもだったら来ないよなあ、というような街を走ってみる。意外なほどたくさんの発見や収穫があるはずだ。
疋田智著「自転車生活の愉しみ」(朝日文庫, 2007)P.170 より

サイクリングというとロードバイク持ってないしなあ、流線型のヘルメットかぶらなきゃ、とかいちいち敷居が高い印象がある。

その時点で二の足を踏みそうになるが、ポタリングはちがう。

ママチャリでいいのだ。しかも、のんびりで。

この感じ、スロージョギングとものすごく相性がよさそうじゃないか。

ママチャリでふらふら~っとポタリングして、駐輪場に自転車とめて、そこからゆるーくジョギングして景観遺産をめぐってかえってくる。

妄想するとわくわくしてくる。

能書きはいいから、やってみなって?

そうですね、そろそろオモテに出ましょうか。

最後に一口、お水をどうぞ。

自転車生活の愉しみ (朝日文庫 ひ 16-1)

自転車生活の愉しみ (朝日文庫 ひ 16-1)




デュアスロンで景観遺産を詣でる

前置きがながくなったが、実際にやってみたので報告したい。

目的地は、旧大垣市地区では最東端の「揖斐大橋」。

自宅から片道約7km。往復で14kmだ。

デュアスロン入門にはちょうどよい距離のはず。

先の『自転車生活の愉しみ』で読んだとおり、自転車をみがいて、空気をいれて、サドルをちょっと高くして走りにでた。

もはや自転車はこなれたものである。

なぜなら毎日自転車通勤してるから。15分くらいだけど。

だからペダルを漕ぐことにかんしては、特に憂い事もなかった。

今回はポタリングなのでギアも全体的に軽めにしてるし。

ただ悩んだのが、どこに自転車をとめるか、である。


あかじめ、めぼしい駐輪場に目をつけておかないと、駐輪場さがしに奔走する羽目にあいかねない。

さすがに道端に放置するわけにはいかないし、私有地に停めるわけにもいかない。

できれば公共の場に置かせていただきたい。

というわけで、大村公民館におかせていただいた。

数年前に息子ととなりの白髭神社にあそびにきたときにみつけた公民館である。


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▲手前が大村公民館と駐輪場で、右奥にみえるのが白髭神社


ここから目的地を往復すると3km弱。

スロージョギングにはもってこいの距離だ。


#22 揖斐大橋

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上の写真は南(下流)側から撮影した写真である。

右(東)方向の揖斐川をわたると、隣町の安八町になる。その安八町をはさんだ先にまた大垣市(旧墨俣町)がある、という位置関係になる。


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▲これは橋の真下から撮影した写真


左右で造りが違うのがつたわるだろうか。

かつては南側に鉄道をはしらせる予定だったが、ボツになり、結局自動車用に舗装した名残らしい。

大垣市は合併に失敗したり、鉄道計画に失敗したり、いろいろやらかしてたんだなあ

── ということも学べる景観遺産めぐり。おもしろいだろう。

デュアスロンで往復15km、走った甲斐があったというものだ。


第1バイク(ポタリング

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ラン(スロージョギング)

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第2バイク(ポタリング

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今後このゆるーいデュアスロンを続けるなら、拠点となる駐輪場をいくつか確保しておいて、そこからジョギングがはじめられるように備えられるといい。



■あっぷりへんしょん ~遠くまで走るならユルアスロンがおすすめ~

ジョギングとポタリングのゆるーい2種混合はもちろんデュアスロンとよんで差し支えないが、いっそのことユルアスロンとよんでしまってはどうか。

遠方の景観遺産を詣でるには最適だろう。

特に長距離を走れないランニングビギナーにおすすめである。

たとえば10km以内はジョギングonlyで走るけど、10km超はユルアスロンで負荷分散するというように定義してもよい。

駐輪場は自宅の四方にあるとベンリなはずなので、景観遺産とあわせて駐輪場さがしもしていきたい。



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