「テンマイルリゾート」とは僕が勝手に造った単語である。
最近、“ちょっとそこまで…”の服をおしゃれに着る「ワンマイルウェア」というのをよく聞くだろう。
自宅から半径ワンマイル(約1.6km)の範囲に着る服で、部屋着とタウンウェアの中間のようなファッションのことだ。
それと同じような感覚でネーミングしたのが「テンマイルリゾート」である。
テンマイル=約16km、つまりクルマで30分足らずでたどり着ける距離にある“身近なリゾート”を指す。
高速道路に乗って遠出をするわけでもない、半日で気軽に行って帰ってこれる休養地。
本格的なリゾート施設じゃなくたっていい。
心身を鍛え、リフレッシュできるような場所・施設であれば、スポーツ公園やスーパー銭湯、漫画喫茶だって何だっていい。
先週末、そんな考えに思い至ったのでご提案してみたい。
養老天命反転地
まず、トレーニングスポットとして推したいのが『養老天命反転地』である。
最近インスタ映えスポットとして脚光を浴びつつあるせいもあってか、人の入りがすごかった。
少し前まではそうでもなかったのに。
でも我らランナーたちと子どもたちは“映え”など、どこ吹く風。
とにかく走り回るのだ。
いかんせん、アップダウンが激しい。
子どもたちは身軽に、子猿のようにするすると登っていく。
それを大人が追いかける。
フォアフット着地を心がけ、ハムストリングスに刺激を与えながら。
こういう公園はトレーニングもレジャーも兼ねられて、一石二鳥なのである。
水晶の湯
養老天命反転地から水晶の湯(月見の森駐車場)まではクルマで20分程度。
遊び疲れた子どもが午睡するのにちょうどいい時間だ。
着く頃には復活し、今度は至福の温泉タイムである。
水風呂と歩行湯に交互に入って足の疲れを癒やしまくる。
露天風呂から夜景を望む。
前回もたまたま満月だったのだが、今回もまたまた満月だった。
なんでも本日9/24は「中秋の名月」だというではないか。
出た後は、フルーツオレを飲んで、食事処『水晶庵』で玉子丼を食む。
そう、水晶の湯がいいのは、温泉やその景観はもちろん、食事が旨いところにある。
特に卵料理と味噌が絶品なのだ。
養老・海津まで30分圏内にお住まいの方には、ガチでお勧めしたいリゾートプランである。
あっぷりへんしょん ~これからの時期はハイキング × 温泉がいいかもしれない~
池田山でハイキング+池田温泉でリフレッシュとか、
多良峡森林公園の後の阿下喜温泉あじさいの里とか、
養老の滝からの水晶の湯でもいい。
家族でハイキングすると見せかけて自分だけ軽くトレイルランをしてしまう、というプランもいいかもしれない。
皆さんもぜひ身近なリゾート、テンマイルリゾートを探してみてください。