夏休みの観察日記、はじめます。
■恐竜の観察日記をつけたい
小学校では今でも夏休みに朝顔の観察日記をつけるらしい。
── ぼくも観察したい。
何を?
── やっぱ恐竜でしょ。
どこにいるの?
── いないよ。いないから、創るのさ。
まるで創造主のような自信だが、ハッタリではない。
今こそ創ろうではないか。
ブラキオサウルスを。
■観察日記は強制力となるのか
折り紙にかんしてずっとやり残していることがあった。
ブラキオサウルスの全身骨格を折ることである。
そう。『恐竜のおりがみ』の巻末にのっていた、アレだ。
やりたいと思っても、持ち前のメンドクサさがまさってしまい、ずっと手つかずだった。4年くらい。
そこで、観察日記の出番である。
ふだん、朝顔の観察なんてしたくないだろう。
夏休みの観察日記にするからやるのだ。
やるしかなくなるのだ。
だから、ぼくもブラキオサウルスの観察日記をつけて自分を追いこんでみたい。
■夏休みの折り紙プラン
もうプランはできている。
頭の中でだけど。
毎日、少しずつ折っては記録、折っては記録…と進展させていく計画だ。
お盆も親戚と折り紙。
旅行中もアウトドア折り紙。
この様子を毎日投稿していったらおもしろいんじゃないか。
最近ゆっくり腰をすえてブログを書くことが減ってきているので、ここいらでひとつ、闘魂を注入しなおそうという算段である。
それに先駆けて、いま月間スケジュールを作っている。
そしていつでもどこでもユビキタス・オリガミを実現するために、『恐竜のおりがみ』をスキャンして、クラウドに保存しておこうと思う。
どうなるか楽しみである。
そう、企画は往々にして楽しいものなのである ──
(続く)