ドットでステンシルフォントを作ってみた。
モダンとワイルドの融合である。
身回品にオリジナリティを刻印するなら、これしかない。
■ステンシルとは
ステンシルフォントってワイルドでカッコいいだろう。
こういうやつである。
なぜカッコいいのか。
その独特のカッコ良さは、その実用性から来ているのだ。
そもそも「ステンシル」とは何か ──
遠い記憶だが、家庭科の授業でステンシルをやった。
ステンシルとは、絵柄を切り抜いた型紙を素材に当て、絵の具をつけた筆やスポンジで、パッティング(たたく)してプリントをする方法です。(ステンシルテクニックより)
作品例はコチラを参照していただきたい。
アルファベットなんかの文字をステンシルにするためには、配慮が要る。
型を切り抜いたときに、内側の型まで抜け落ちないようにする ── という配慮である。
どういうことか。
百聞は一見に如かず。
だから、独特のフォントになるのだ。
■ドット調のステンシルフォントを大公開!
確かに素のステンシルフォントもカッコいい。
でもぼくの中ではピクセル系の方がもっとカッコいい。ファミコンと同い年、という贔屓目もあって。
だから、世に頒布されたステンシルフォントを流用してはならない。
これはNintendoがぼくに与えた使命なのだ。たぶん。
と迷走しながら、ピクセルフォント(ドット調フォント)に切り込みを入れて、ステンシルで使える作品を創るに至った。
パターン1(サンプル)
パターン2(サンプル)
ご自由に加工して使ってください。
パターン1(A to Z)
パターン2(A to Z)
一般に流布しているフォントには一応名前が付いている。
ピクセル系のステンシル用フォントなので、さしずめ「ピクシル」とでも云っておこう。
どうぞ、ピクシルをよろしく。
■おまけ ~ステンシルのやり方~
せっかくなので「ピクシル」をマンモスダンプに転写してみる。
フォント型を厚紙で切り抜き
マスキングテープで固定して
アクリル塗料を筆で着色する
必要に応じてトップコートで仕上げよう。
同じように、ウクレレやカバンにも転写できる。