病ダレに「冬」と書いて「疼(うず)く」。
読んで字のごとく、冬に寒くなるとひょいと顔を出す嫌な痛み。でもなぜだか酔ってしまいそうな中2的な語感。
最近またやつが疼きだした。
そう「ドケルバン」である。
前ほどは痛まないが、これぞ疼くというやつなのだろう。
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ぼくのドケルバン戦記1
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ぼくのドケルバン戦記2
おかげでギターがガシガシ弾けない。器用貧乏プロジェクトとかJAMSに傾注できない。
そんな水を抜かれたサカナ状態のぼくは潤いを取り戻すために2つのアイテムを試してみることにした。
▼ アイテム其の壱:「温湿布」を貼ってみよう
ドケルバン病(腱鞘炎)を引き起こす要因の一つに「冷え」がある。特に冬場は寒さから血行が悪化することで疼きだすことはよくあるらしい。
ふとぼくにある思いが込み上げる。
── もし今回の疼きも「冷え」がトリガーなら、温湿布のほうが効果的なのかもしれない。
そういえば以前調べていたときも、初期症状には「冷湿布」、痛みが続くようなら「温湿布」という療法があったと記憶している。
ということでゲット↓
【写真】人生初の「温湿布」というヒエラルキー体験
いくつ歳を重ねても、初体験というのはワクワクする。ぼくは胸踊らせ、温湿布を、貼った。
結果…違いが良くわからん。
しばらく待ってホントに温湿布?とパッケージを見返そうとした瞬間、来たァァァ!
ジンジンするゥゥゥ!
トウガラシエキスのおかげか、冷湿布よりも「効いてる感」は長時間持続してる気がする。
このジンジンが疼きを相殺して、なんか良くなったかのように錯覚させてくれてるようだ。
確かに冷湿布で味わえなかった感覚。新鮮。
▼アイテム其の弐:「乳液」を塗っておこう
以前、整形外科から処方された《ロキソニンテープ》は24時間貼ってくださいね、とのことだった。
なので、同じノリで市販の湿布を貼っていると肌がひどく荒れるようになってしまった。
調べていると、ふつーは湿布なんて24時間も貼るものじゃないと、とある掲示板で迷える子羊さんが叩かれていた。
どうやら湿布を貼る時間は長くても半日らしい。
(医師が処方してくれるのはやっぱ特別なのね)
そもそも湿布に使用時間に関する注意書きが載ってないこと自体、問題な気がするが…
ちなみに今回ゲットした温湿布には「用量」として「1日2回を限度に」という注意書きがあるくらいで、むしろ1日中貼りっぱなしのほうがいいのではと誤解してしまう。
【写真】これでは子羊が迷うのもやむを得ない
だからぼくはここで静かに「24時間は禁物よ!」叫んでおくことにする。
…と使用時間について長々と話してしまったが、もう一つ問題がある。
それは冬場で乾燥してるせいもあってか、はがす時に至極痛いということ。
ただでさえ長時間貼っててお肌によろしくないのに、これでは剥がすときにさらに追い打ちをかけているようなものである。
なので、お肌のケアも欠かさずしなければならない。
今回ぼくが試した肌荒れ対策は、患部に《UL・OS》を塗るという方法である。
風呂上がりにUL・OSという生活を2、3日続けたところ、肌荒れが快方に向かってきた。
しかもUL・OSを塗った上から湿布を貼ると剥がしやすくなるという副次的な効果まで発見したのである。
付けすぎると湿布が剥がれやすくなりすぎてしまうので、うすーく塗るのがポイント。
ここから得られた結論は、肌を守るために冬場の湿布は
・長時間貼り続けない
・乳液をかませる
と良いかもしれないということ。
医学的な根拠はまったくないけど。
▼あっぷりへんしょん ~準備運動もお忘れなく~
まだ実績はないけど冬場の対ドケルバン戦には「温湿布」と「乳液」が効きそうである。
ただ、アイテムだけに頼っていてはいけない。体質から改善しないと、一生アイテムに頼るハメになる。
再発するのはもはや体全体のバランスが崩れている可能性が高いそうで、例えば仕事でPCにも向かうときでも準備運動をしたほうがいいらしい。
特に指先を酷使するPCなんかは力が偏りすぎるので、全身の準備運動をするくらいの気持ちが必要のようだ。
運動しようかな…
さて、アイテムを使った勝敗の結果はおってまたご報告させていただく。