あっぷりノート

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大きなお世話を、小さなお世話に。

知識と経験を養うためにミニマルを打ちまくってコンピレーションを当てる

タイトルにそそられて、かつて《「才能所得」時代》という本を衝動買いしました。しかしながら、読んでいるうちに某専門学校の単なる宣伝じゃんということが分かり、ヘドが出る思いをした記憶があります。

 

「才能所得」時代―世界がキミの個性を買う仕掛け

「才能所得」時代―世界がキミの個性を買う仕掛け

 

そんな大人の罠に気づくまでの間、途中に印象的な一文が記されていたのを覚えています。手元に書籍がないので正確ではありませんが、

 

――― 長編を1本撮るよりショートムービーを何個かつくる

 

というようなことが述べられていました。

 

私はこれを、例えば「同じ5分でも、5分の作品を1曲作るよりも、30秒の小曲を10本つくるほうがいいんだ」と解釈しました。

 

何がいいのか?というと、3つのベネフィットがあると思っています。

 

(1)成功体験を重ねられる
(2)フレームワークのレベルアップが図れる
(3)集約すれば長編に引けをとらなくなる

 

まだ実際に10曲仕上がったわけではありませんが、未完成のモジュールを含めて、何曲か作っていくうえで感じたメリットを書き留めておきたいと思います。

 
 

▼曲づくりの成功体験を重ねられる

 まず、ミニマルなど小曲でいいというところに、ハードルの低さがあります。ハードルの低さはモチベーションの維持につながります。
 

また、1曲だけなら例え5分の曲でも、企画立案から仕上げまでのプロセスは1回だけ。1曲分だけです。しかし、30秒の曲だとしても10曲つくれば、立案から仕上げまでは10曲分経験できるのです。

 

ハードルの低さと10曲分の経験が積めることから、くじけない心を養うことができると思います。
要するに「曲づくりの一連のプロセスを幾度も体験できるため、経験値が高まりますよ」ということです。

 
 

フレームワークのレベルアップが図れる

 色んなジャンルや構成の曲にたずさわることができれば、イメージにあった曲を作るための知識やテクニックも身につきます。

それによってフレームワークMTR)に深みと幅ができるはずです。ジャンルの幅が広ければ広いほどいいでしょう。
嗜好が偏っている私にとっては戒めとなる項目ですね…。

 

まあ要は、「バラエティに富んだ曲作りによって、音楽的な知識やテクニックのレベルアップが見込めますよ」ということです。

 
 

▼集約すれば長編に引けをとらなくなる

 大作を作るより、小曲をたくさんつくることによるメリットは、そう、「アジャイル」ってのもあります。
 

そして大事なのはアジャイルしたミニマルをコンパイル(集約)すれば、れっきとした作品になるということ。
まさに「コンピレーション・アルバム」の名をほしいままにできるのです。

 

アジャイルの概念でいう、ショートケーキが「ミニマル」で、ホールケーキが「コンピレーション・アルバム」のような位置づけですね。

 

尚、「モジュール」を数珠つなぎにして1曲にするという方法もありますが、そもそもコンセプトを統一しなければならないとか、曲のつなぎ目(インタフェース)を揃えなければならないなど、制約がいろいろあるので、別の機会にゆっくり話すことにしましょう。

 

で、本論に戻りますが、このブログも細々と続けられれば、ミニマル曲集が作れるかな…?と、そんな想いをこめて、中途半端だったミニマルをループ曲として仕上げました。

 

名付けて「蝦蟇のオスティナート」[視聴]でいいや。やや中二病入ってるけど。

 

※ちなみに蝦蟇(がま)はヒキガエルの俗称らしい。ガマガエルなんて蛙はいないのね。

 
 

▼編集後記

 「木を見て森を見ず」という警句がありますが、森を見てやる気を失っては困りますよ。木を見ることで得られることもたくさんありますから、ということを今回は自分に言い聞かせてみました。
 

で、一本の木を見つめ終わった段階でどんな森かをイメージするくらいの姿勢でまずはいいと思います。そのうち木を束ねれば立派な森になるはずですから。

 

つまり合言葉は「〝アジャイる〟ために〝モジューる〟した〝ミニマる〟を〝コンパイる〟」です。

 

モジュールをコンパイルすることで立派な作品集ができれば、もちろん成果物になるし、このブログにも箔がつくってことでいいことづくめなんじゃないかと思っています。
そんな願いを込めて、ミニマル曲のリリース都度、曲目をここに書き留めておくとしましょう。

 

2013年4月25日現在
蝦蟇のオスティナート[視聴]
かえるの合戦[視聴]

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