ギターの音をエフェクターとかカポで変えるんじゃなくて、自分の手間で実現できたとき、その喜びは一入です。
やっぱりメンドクサい過程のぶんだけ人は感動するようにできてるのかもしれません。
今回は「1.5音下げチューニング」に挑戦した物語です。
▼Edwardsの使命
IbanezのSVが仲間入りしたことにより、Edwardsにあらたな使命があたえられました。
新旧相見えて二刀流する - あっぷりノート
IbanezとEdwardsの棲みわけについて。
IbanezとEdwardsの棲みわけについて。
で、宣言したとおり、まず「1.5音下げチューニング」に挑戦してみました。
1.5音も下げたらふつうの曲がふつうには弾けなくなってしまう。でもいいんです。「その曲のためだけに調弦されたギター」っていう物語がかっこいい。
またそれをメンドクサさの代名詞「ロック式ギター」でやるのが快感なんです。きっとZPSでやればすぐ実現できるんしょうけど。でもそれでは役割が違う。楽器にもあたえられた使命ってやつがありますから。
そのカッコよさと使命感に酔いしれるとしましょうか。
▼1.5音下げの理由
「なぜ1.5音下げか」と聞かれれば、「そこにC#mの曲があるから」と答えるでしょう。
(6弦ギターであれば)最低音のEから1.5音下げれば6弦はC#になります。
高いほうから…
1弦: C#
2弦: G#
3弦: E
4弦: B
5弦: F#
6弦: C#
となります。一音半下げともいいますね。
C#mがより図太い音になるのではないか?というワクワクを検証してみたかっただけです。
で、検証してみた結果がこれ↓
重厚感がプラスされたので《牛蛙のオスティナート》と名付けときます。ドサクサまぎれに循環コードでテーマにした《Cyclic3》のコード進行も取り入れちゃってます、実は。
ちなみに元のオスティナートはこれ↓
だいぶイメージが変わりましたね?
▼今後のプラン
1.5音下げの実現は、まるで呪文でも唱えるかのように調弦に苦心した結果、ようやく魔力が宿ったような感覚でした。次は「7弦ギター用の弦に張り替える」を実践する予定です。
魔法剣サンダガから魔法剣フレアにレベルアップするイメージで。
楽しみです。