あっぷりノート

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あっぷりノート

大きなお世話を、小さなお世話に。

栄光への架け橋!アコギにナイロン弦を張る

誰にでも1つくらい「過去の栄光」というのを持ってるんじゃないだろうか。

 

ただ、今さら自慢したところで誰のトクにもならないし、むしろマイナスな印象をうけかねない。

 

1500m走が速かったとか、県大会に出たとか、今云ってもしかたがないのである。

 

今できないと意味がないから。

 

ただ、自粛すべきとおもう反面、それは人生において立派な財産であることもゆるぎない。

 

せっかくなので、過去の栄光を「今」につなげてみてはどうか。

 
 

その架け橋となるのが、「リハビリ」である。

 
 

さあ、むかしできたことは今できるようにしよう。リハビリをしようではないか。

 

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■弾きやすさと音の柔らかさを両立したい

クラシックギターの音が柔らかくて好き。

 

ナイロン弦(ガット弦)が心地よくさせるのだろう。

 

ただ、クラシックギターはネック幅がひろいので、速いパッセージが弾きづらい。

 
 

そんなときは弾きやすいアコギに持ち変えてみたりする。

 

しかしアコギは普段弦がカタイので、指がいたむ ──

 
 

要はろくに練習しないもんだから、うまく弾けなくて文句ばかりいってるのである。

 

かと云って、「むかしは弾けた」なんて過去の栄光にすがるようなことはしたくない。

 

今弾けないと意味がない。

 
 

この状況を打開するには、小さな労力で大きな成果を上げる必要がある…というと大げさだが、単に「ギターで柔らかい音をラクに弾きたい」というシンプルな欲望をかなえたいのである。

 

レバレッジ・シンキングの結果、いきついたのが、

 
 

アコギにナイロン弦を張ればいいのでは──

 
 

という安易な発想だった。

 
 

だが、一見あさはかに映ったアイデアも、のちに理にかなっていることがわかる。

 

よくよくかんがえてみれば、アイデアの組合せはいいことづくめなのである。

 

24時間営業の利便性と100円ショップの安さを組み合わせた「SHOP99」や、サザエさんバカボンという人気キャラを組み合わせた「サザエボン」しかり、YOSHIKI小室哲哉のコラボユニット「V2」しかり。

 

どれも今はみられないけど、一粒で二度でも三度でも楽しめたのはまちがいない。

 

だから、ナイロン弦とアコギの組合せもまちがいないのである。

 
 

さあ、むかしできたことは今できるようにしよう。リハビリギターをつくってみよう。

 

 

 
 

■リハビリギターのメリットと注意点

さて、リハビリギターのセットアップにむずかしいテクニックは必要ない。

 

ただ、まちがえちゃいけないのが、「ボールエンドタイプのナイロン弦を使うこと」である。

 

さもないと、いくらペグを巻いてもチューニングできないギターになってしまう。

 
 

ボールエンドのナイロン弦は少ないようだが、お手頃なものもあり、ぼくはこれを選択。

 

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もし使えなくても、ボールエンドを切ってしまえば普通のナイロン弦として再利用できるだろう。

 

あとは、いつもどおり張り替えるだけ。

 
 

結果 ──

 

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クラシックギターに近い、やわらかい音が出せる

・ネックが握りやすく、弾きやすい

・弦がやわらかくて、指が痛くない

 

なんでもっと早くやらなかったんだろう?

 
 

リハビリ目的でやってみたが、しっくり来すぎてしまう。

 

まるで、思春期からの親友のように!

 

過去の栄光を取り戻すためのリハビリのはずが、自分探しのようになってしまった。

 

これが、身の丈というやつか。

 

きっと貴殿にとってはリハビリギターになることだろうが、ぼくにとっては図らずして「ミノタケギター」になってしまった。

 

ロゴも「Minotake」に替えたい。Takamineばりの筆記体で。

 
 

ちなみにネット上にはすでに実践してる人もいるようなのでシェアしとく↓

 

 
 

いいことづくめのリハビリギターだが、注意点を3つほどみつけたので喚起しておきたい。

 

(1)チューニング問題

ナイロン弦の特性ではあるが、伸びやすいので張り替えたてはチューニングが狂いやすい傾向にある。
 
ただ、クラシックギターに張るときよりも、アコギに張ったときのほうがその特性は顕著にあらわれ、なかなかチューニングが合わない。
 
わがスタジオでは、張りかえてから5日間、毎日チューニングを繰り返し、5日目でようやく落ち着いた感が出た。
 
チューニングに関しては、替えてすぐ「やっぱダメかあ…」とあきらめるのではなく、おおらかに待つことが大事なのである。
 
つまりナイロン弦チューニングのコツは「忍耐」なのである。
 
 

(2)ネックの反り問題

ナイロン弦の張力はあきらかにスチール弦のそれには劣るので、ネックがブリッジ方向に反る可能性が高まる。
 
というより、張って5日目ですでにやや反ってるような気さえする。
 
張りかえる前の記録をとっていたわけではないので、感覚ではあるが、12フレット目の弦高が高くなった気がする・
 
スチール弦からナイロン弦に張りかえるのであれば、ロッドはやや締めておいたほうがいいかもしれない。
 
 

(3)小音量問題

音が小さいのが欠点だが、裏をかえせば、日本の住宅事情にあった、消音機能ともとれる。
 
もし、音量がほしいのであれば、そんなものはアンプで増幅させればよろしい。
 
困ったら文明の利器にたよろう。
 
これもリハビリテーションにとって大事な考え方である。
 
 

あとは、いざスチール弦のギターを弾くときに、ますます弾きづらくなってしまう、という致命的なリスクをはらんでることくらいだろうか。

 
 
 

■あっぷりへんしょん ~ミノタケギターはエレガットなのか~

過去の栄光だのリハビリだの自分探しだの、テーマがふくらみすぎてしまったが、きっかけは久々にギターを弾く機会があったことである。

 

ボサノヴァを。

 

そのとき、アコギやクラシックギターで前述の壁にぶち当たってしまい 、練習するよりもリハビリしたほうが早いと直感した。

 

その結果、アコギにナイロン弦を張ってみたら意外とよかったので、報告させていただいた次第である。

 

ちなみに課題曲はこれ。

 

 
 

弾いてみて「ウデが衰えてる」という感覚よりも、弾いたことないコードに対する反射神経がにぶってきてるように思えた。

 

知らないコードであったとしても、もうすこし抵抗なく弾けるはずだったんだけどなあ ── と、運動会でむかしのように走れるとおもってたら、はりきりすぎてケガをしてしまった父親のように、ヘドが出そうになった。

 

が、ぼくは等身大の自分と向き合える「ミノタケギター」を見つけてしまった。

 

おかげで、Bbm6とかA7(b13)とかいうコードもストレスフリーに弾けるようになりました。

 
 

          ***

 
 

するどい方は、もしかするとぼくの要求は「エレガット※」で満たせるとお思いかもしれない。

※カッタウェイで薄型ボディかつナット幅が比較的短いエレクトリック・クラシックギター

 
 

それは「ミノタケギター」を探すのであれば、的を射ていると思う。

 
 

一方で、「リハビリギター」を探すのであれば、さすがにGodinに手を出すほどではないし、しからば、CordovaとかIbanezなんぞはどうかと…

 

いかんいかん、しばらくはナイロン弦 × アコギ(ガット・フォーク?)のリハビリギターで過去の栄光を取り戻すことが先決である。

 

それでも己のスキルが向上しないなら、あきらめて「ミノタケギター」を探します。

 

 

 

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