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苦手分野を克服するためにゾーニングを見直す

「お手本にしたい曲」に該当しないカテゴリー、すなわち苦手分野の洗い出しを前回やりました。
 

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自分のビジョンから苦手分野を洗い出す


結果、私で云うところの例えば「町のテーマ」とか「哀愁」の表現というのが苦手っぽいです。確かに好んで聴いたり、作ったりするジャンルではありません。
 
しかし、あえて今回は思い切ってそんな苦手分野へ足を踏み入れてみようと思います。なぜならフレームワークこそ苦手克服に真価を発揮するからです。
 
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photo credit: :jovian: via photopin cc

 

得手不得手に関わらず、やっぱりお手本を土台にして作り始めるのがいいです。間違いのないものを、アジャイルに作るためにです。
 
 

▼苦手でもやっぱり「お手本」に学ぶべし

まず、苦手分野のお手本は「お手本にしたい曲リスト」に入っていないので、新たに追加せねばなりません。
 
今回は「町」をテーマに選定しましょうか。また100曲挙げられればベターですが…気持ちの都合上、パッと思いついたのはこんな感じ(少なっ)

・街のテーマ/FF4
トロイア王国/FF4
・はるかなる故郷/FF5
・旅の途中で/FF7
・牧場の少年/FF7
・TheVillageofDwarves/Rhapsody
・ConcerningHobbits/theLordOftheRings
・その他、ポケモンの市町村系BGM
 
 
 
 

▼脳科学者のオススメする考え方

話は逸れますが、脳科学者の苫米地博士がよく使うキーワードに「コンフォート・ゾーン」「ストコーマ」というのがあります。
 
「コンフォート・ゾーン」とは自分にとって居心地のいい環境。
人は自分がコンフォートゾーンの外に置かれた場合、自分のパフォーマンスを発揮できなくなってしまうそう。何となく思い当たるフシはあります。
 
そんな人に対して博士は著書で厳しく言及しています。
 
―――現状のコンフォート・ゾーンに身を置いていては、人はいつまで経っても成長しません。<中略>だからこそ、ゴールが現状ではとうてい手の届かないものを設定し、そのゴールの世界をコンフォート・ゾーンにすることが必要なのです。
 
もう一つの「ストコーマ」とは、認識の盲点と云う意味です。
 
―――もともと人はストコーマによって、自分にとって重要なものしか認識できません。それはつまり、コンフォート・ゾーンの中にあるものしか認識しないということです。
 
ストコーマを消すことで、視界が広がり、思考に幅できます。引出しが増えて応用が利くようになるのです。
そのためには、知識を増やすことと、抽象思考すること。つまり、コンフォート・ゾーンを高次元へシフトするのが有効のようです。
 

苫米地思考ノート術―脳を活性化し人生を劇的に変える最強思考ノート

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話を曲作りに戻しますが、苦手分野のお手本を見つける行為自体、コンフォートゾーンをシフトする行為に似てるのではないかと思ったのです。お手本を探す=その分野に足を踏み入れることになりますから。
 
そして、視野がおのずと広がることでしょう。得意分野(バトル系)のノウハウが、苦手分野(町系)でも応用できることが判ってきます。すると抽象思考ができるようになってくる。そうなってくると、フレームワークにも磨きがかかってくるのです。
 
苦手分野を克服するためには、コンフォートに対するゾーニングを見直すのが有効のようです。
新しいコンフォートゾーンを探し求めて、フレームワークでばっさばっさ斬ってると、
フレームワークにも磨きがかかるし
・視野も広がる
というように一石で二鳥も三鳥も落とすことができる気がします。
 
そういう意味では、お手本は数曲足らずにとどめず、100曲にするともっと効果的なんでしょうね。
 
 

▼お手本を自分色に染める方法

さて、お手本のMTRがつかめたところで自分色に染めるステップに移らねばなりません。
 
得意分野なら経験もあるだろうし、アイデアだってどんどんわき出てくるとお察ししますが、何せ今回は苦手分野。
 
自己の成長のためにも、ここをうまく乗り越えるための具体的な方法を模索していきたいと思います。
 
 
To Be Continued...