こんな方にオススメの記事
5月も中旬をすぎると朝ランでも20℃を超えてきますね。
こうなってくると短い距離ならまだしも、1時間以上走ると水分がほしくなります。
かつて私が愛用していたのは、ランニングポーチ要らずで手軽に持ち運べる「SimpleHydration(シンプル・ハイドレーション)」でした。
しかし、昨年残念ながらぶっ壊れてしまったので、今季は新たに「シェイクハンズ」というランニングボトルを使っています。
今回はそんなシェイクハンズをSimpleHydrationと比較しながら、レビューしたいと思います。
身軽に給水したい
ランニング中の給水につきまとうのが、「ボトルが重くて妨げになる」問題です。
命の水なのでおろそかにできません。
そのため、できるだけ走りの負担にならないドリンクの持ち運びかたを全ランナーがこぞって工夫しまくるのが慣例です。
ポーチに入れる
一般的なのが、ランニングポーチやウエストバッグにドリンクをつっこむという方法です。
最近のポーチはコンパクトになったり、揺れにくくなっていたりと進化しています。
しかし、そもそもポーチという装備自体が増えてしまうというデメリットと、汗でビチョビチョになりただでさえウェア一式洗うのが大変なのに、ポーチまで洗わなければならなくなるという手間がめんどくs(略
…装備をたのしむ目的であれば良いのですが、忙しい平日はとにかく装備が少ないにこしたことはないのです。
ランパンに挟む
そんな労力やコストを省くため、ポーチやバッグに頼らずにドリンクを持ち運ぶ方法もあります。
ドリンクボトルを単体で腰に装着できる「SimpleHydration(シンプル・ハイドレーション)」というドリンクボトルです。
SimpleHydrationはその名のとおり、お手軽にシンプルにハイドレーション(給水)できます。
私も昨年まででたいへん気に入って使っていたのですが、昨年破損してしまったので、今回「シェイクハンズ」を購入するにいたったわけです。
シェイクハンズとは
シェイクハンズとは、一言でいうと
ウェルビー(wellbe)
シェイクハンズは「ウェルビー(wellbe)」という富山の会社が製造・販売しているアイディア商品です。
下記は、ウェルビー公式Webサイトからの引用ですが
- 商品開発
お客様の「あったらいいな」を形にし、安全、安心、高品質でお手頃な価格で商品化する事を目指しています。
これまでに商品化したアイテムはお客様をはじめメディアや情報番組等で高い評価を頂いています。
- 製造
お子様からお年寄りまで安心してお使いいただけるよう、プラスチック製品は、国産原料を使用し国内で製造しています。
なんかこういうところに好感がもてますね。
女性社長がとりしきっており、さすがという印象です。
シェイクハンズの魅力
シェイクハンズにはいくつか魅力があります。
- ボトル単独で持ち運べる
- 通常のドリンクボトルとして使える
- カラーバリエーションが豊富
3つ目の直接「さしこむ」がポイント!
ボトル単体でドリンクの持ち運びが成立するのです。
ちゃんと自立もするし、
カラバリ(カラーバリエーション)も豊富なのです。
これはうれしい。
使ってみた
気温が20℃を超える中で、1時間以上走っているとやはり水分がほしくなります。
最近ではラベンダー畑めぐりやダム湖めぐり、山登りなんかで重宝しました。
もし、飲み干してしまっても自販機で買い足して補充すればOKです。
もっと暑くなってきたら小銭や電子マネーを一緒に持ち運びましょう。
シェイクハンズの強みと弱点
さて、すでに魅力たっぷりなシェイクハンズですが、SimpleHydrationと比較してどうか、使ってみた感想をのべていきたいとおもいます。
強み Strength
シェイクハンズが優位だと感じた点は以下の4つ。
- 安価
- 日本製
- 継ぎ目がない
- パッキンが要らない
安価
SimpleHydrationは2400円前後でしたが、一方のシェイクハンズは1850円前後で購入可能です。
これはウェルビー社の企業理念が如実にあらわれていると感じました。
日本製
「国産原料を使用し、国内で製造」というのも安心ですね。
以前、工場見学をしたときに聞いたのですが、日本のプラスチック成型の技術はやはり優秀のようで、海外に委託するよりも結果的に高品質で低コストな製品ができるとききました。
最近、衰退途上国だと揶揄されがちなニッポンですが、ものづくりではまだまだ劣っていないのです。
継ぎ目がない
実は今回シェイクハンズに買いかえるきっかけとなったのが、この点でした。
SimpleHydrationにはもともと容器に継ぎ目があるような構造でした。
しかし、何度か使っているうちにそこに亀裂がはいり、液漏れするようになってしまったのです。
接着剤やテープで補修を試みましたが、ダメ。
買い替えを余儀なくされたのです。
代打として購入した「シェイクハンズ」を確認してみと、SimpleHydrationにはあった容器の継ぎ目が見事になくなっているではありませんか。
やはり日本の成型技術はすごい。
パッキンが要らない
SimpleHydrationを使っていた当時、専用のパッキンをなくして困ったことがありました。
今週末からドリンク携行かなと、1年ぶりにSimpleHydrationをひっぱり出してきたら、なんとパッキンが紛失😱
— アオヤマユウキ🌵RECREATIONAL RUNNER (@you_key69) 2020年6月5日
パッキンないとダダ漏れなんですよね💧
キャップごと買い替えるか、新たにソフトフラスクに手を出してしまうか…
新たに面白そうな課題が噴出です😌 pic.twitter.com/46uS0g5NhM
一方のシェイクハンズは優秀な成型技術のおかげでゴムパッキンがなくても漏れないのです。
漏れないだけではありません。
パッキンがないことで、洗う手間も省けますし、紛失のリスクも免れられます。
部品はすくないに越したことはないのです。
弱点 Weakness
一方で、シェイクハンズにもSimpleHydrationにくらべて劣る点もあります。
- やや固い
- 丸みがある
- 容量が少ない
やや固い
これは強度の裏がえしになるとおもいますが、SimpleHydrationは弱いチカラで押し出せたのですが、シェイクハンズは強めに押さないとドリンクがでてきません。
堅牢性とのトレードオフということで、許容範囲ですが。
丸みがある
着けてみて気になったのは、シェイクハンズのほうが腰にあたる部分が丸みを帯びている点です。
SimpleHydrationのほうが腰回りにフィットするように滑らかな形状をしていたので、シェイクハンズの丸みに違和感をおぼえてしまいました。
走り出したら気にならなくなるんですけどね。
容量が少ない
SimpleHydrationの容量が370mlに対して、シェイクハンズは330mlです。
重くならないように満杯に入れたことはなかったので、個人的には大きな差ではありませんが。
しかし、夏ランでも1時間程度のランニングであれば、じゅうぶん耐えられる容量です。
洗口がやや小さいので、人によっては洗いにくいと感じるかもしれません。
私は気になりませんでしたが。
結論 シェイクハンズの勝利
比較した結果、短所はあるものの、ほとんど目をつむれるレベルだったので、シェイクハンズの勝利!と判定します。
いずれにしてもポーチとドリンクボトルを買うよりかは安価なので、もし手軽に給水したい!という方はぜひ「シェイクハンズ」を試してみてください。
夏ランが楽しめるようになること、うけあいです。
「走る」を創ろう。