あっぷりノート

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ランナーの飛沫拡散対策!マスクは着用したほうが良い?

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こんな方にオススメの記事
  • Q1. ランニングの飛沫拡散対策はしたほうがいい?

  • Q2. やっぱりマスクして走るべき?

  • Q3. アホランナーとは?


  • 各問に対する私なりの意見は以下のとおりです。

    • A1. 対策はしたほうがいい
    • A2. 郷に入っては郷に従え
    • A3. あなたのことです! …ウソです!冗談です

    ちゃんと説明します。命にかかわることなので(`・ω・´)キリッ



    ランナーが知っておきたい3つの物議

    政府からは「散歩やジョギングは何ら問題ない」とお墨付きをもらったものの、その煽りで散歩やジョギングに出かける人が増えたようです。

    そのような風潮の中で、少しずつ各所から散歩やジョギングに関するエチケットについて言及されつつあります。


    「知らなかった」では済まされなくなるかもしれないので、小耳にはさんでおいてください。

    研究結果

    最初に少しざわついたのがベルギーとドイツによる共同研究の結果だったと記憶しています。

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    出典

    • 前後に並ぶと飛沫を受けるリスクがある
    • 斜め後ろにずれることで受ける飛沫は低減できる
    • 散歩は2~5m、ジョギングは前後10m程度離れたほうが良い

    ここで「集団走はやめておこう」という意識がある程度周知された記憶があります。


    実験が時速14.4km(4'10/km)というように一般人のジョギングとはかけ離れている点が少々ひっかかりますが…

    まあ、向かい風があったりすると同じような状況にはなり得るので、注意するにはこしたことはないですね。

    2020/05/01 追記

    誤解を解くために、発表者のグロッケン教授はオランダのサイクリング・メディア『ソワニュール』で詳細を弁明されています。

    英文ですが、要約すると

    • 発表者のグロッケン氏はもともと自身もアマチュアサイクリスト
    • 「ソーシャル・ディスタンスを確保すれば安全だ」という趣旨をランナーやサイクリストに伝える目的で発表
    • 意図しない解釈がなされ、結果的にマスコミや自粛ポリスにより真逆の結論が拡散されてしまった
    • 実際にウイルスを用いた検証ではなく、スポーツ科学と土木工学、流体力学を用いたシミュレーションによる仮説
    • 論文公開としての本来あるべき正規の手続きを得ず、発表に至った
    • 縦並びならリスクがあるが、横並びなら問題ない
    • いずれにせよ、1.5mの距離が安全だという根拠もない
    • 依然として「一人で走ること」「ソーシャルディスタンスを守ること」は大事

    山中教授の提案

    京大の山中伸弥教授は特設サイトを立ち上げて感染拡大防止に精力を上げていらっしゃいます。

    ありがたや。


    ふだん要約や引用を主とした記事が多い印象ですが、本記事については教授自ら動画に出演されているため、渾身の主張だったことがみてとれます。

    ざっくり下記のような内容となっています。

    • 新型コロナウイルスの多くは無症状
    • 無症状のままジョギングをしている人が増えているかもしれない
    • 大きな息を吐くと咳やくしゃみと同じようにウイルスを撒き散らす可能性がある
    • マスクをしましょう
    • マスクが苦手な方はバフを巻くと快適に走れる
    • 一人ひとりがエチケットを守ることでウイルスの勢いも衰えていくはず

    iPS細胞の研究者でもありサブ3.5ランナーでもある山中教授がいうのなら…とバフ(Buff)が市民権を得た瞬間だったような気がします。

    2020/05/03 追記

    山中教授も思った以上の反響だったせいか、下記の通りHPにて注釈を掲載されています。

    下記は、休日の皇居や大阪城など、多数のランナーや散歩をされる方が集中する場所を念頭に置いて提案しています。
    人がまばらな時のジョギングや、グランドでの屋外スポーツに関する提案ではありません。
    紹介している報告は、さらなる科学的検証が必要です。
    しかし、周囲にたくさん散歩の方がおられる時は、エチケットととしてマスク等を着用することにより、お互いに気持ち良い時間を過ごすことが出来ると思います。
    夏用の涼しい製品も販売されています。

    たむけんのツイート

    その流れに拍車をかけたのが、たむらけんじ氏によるツイート。

    伝え方には賛同できませんが、結果的にコミュニケーション戦略としては成功してしまったのかな、という印象です。


    実際はどんな人口密度の中、どれだけ密接して、どれだけのスピードで走り去ったのか分かりません。


    でもこれでマスクやバフを装着するランナーが一気に増えたのも事実です。

    ランナーにとってのマスク問題

    マスクランのメリット

    確かにマスクランは一定のメリットも期待できます。

    • 感染拡大防止になる?
    • 花粉症対策になる
    • 心肺が鍛えられる?
    • 日焼け対策になる?
    • 顔やせ効果がある?
    • 自撮りしやすくなる
    • ノーメイクで走れる

    ?付きの効果は定かではありませんが…どうしてもマスクはネガティブな理由でつけることが多くなります。


    なので、もっとポジティブな理由(オシャレ、VO2Maxの改善効果あり etc.)で付けたくなるマスクが開発されるとランナーも身につけやすくなるはず。

    今チャンスだと思うんですけどね。

    マスクランの問題点

    この状況を鑑みると「じゃあマスクすればいいじゃん」という云いたくなる気持ちも分かります。

    もちろん、するに越したことはありませんが。


    以前、花粉症対策のためにマスクをつけて走ったときのこと──


    とにかく苦しくて暑かったのです。

    汗でマスクが口にはりつき、溺死するかと思いました。


    その様子こそ、まさにアホランナーだったに違いありません。

    「それなら走るな!」
    「バフに替えろよ」

    と云われるのもごもっともです。


    ああ!でも、ちょっと待って。

    最大限努力するんで、もう少し弁解させてください。

    呼吸困難のリスク

    ※2020/05/05 追記

    マスクランによる事故も起きています。

    気密性の高い医療用を使っていた事例もあるようですが、一般的なマスクでも発生している様子。

    呼吸困難による事故が疑われているそうですが、苦しくなったらやめることも考えないといけません。

    これから気温も上がりますから、本当に注意してくださいね!

    熱中症のリスク

    ※2020/05/10 追記

    また、暑くなってくる時期からは熱中症のリスクも考えなければなりません。

    • マスクは顔の半分を覆ってしまう
    • ノースリーブ等で顔以外からの放熱を促そう
    • 十分に水分を補給しよう

    上記、ご留意ください!

    ランナーとしての飛沫拡散対策

    で?
    能書きはいいからさ、結局どうしたらいいの?

    はい。結局のところ「郷に入っては郷に従え」と云わざるを得ません。


    地方の山奥でトレーニングする人と都市公園の遊歩道でトレーニングする人に同じ策を強いるのは酷です。


    人口密度が違うので。

    感染者数も違えば歩行者数も違う。


    同じ俎上には乗せられないので、結局は「置かれた場所で咲きなさい」ということになります。


    が!もちろん最大限の努力を怠ってはなりません。

    • 人がいない場所で走る
    • 人がいない時間帯に走る
    • マスクやバフを着ける
    • 走らないで鍛える

    たとえば、上記。

    人がいない場所で走る

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    まず、人がいない場所に移動するという選択肢です。

    「郷に従え」を避けるために「郷」そのものをズラすという考え方です。


    万一、自分が無症状感染者だとしても、移す相手がいない状況を創り出せるなら、それに越したことはありません。


    たぶん、これがいちばん効果的。


    でも、今回は遠距離の移動も自粛しなければならない。

    もしかすると、少しの移動じゃ行き交う人を限りなくゼロに近づけることはできないかもしれません。


    その場合は他の対策をかけ合わせながら対処していきましよう。

    人がいない時間帯に走る

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    人がいない時間帯に走るという選択肢です。

    今フランスのパリでは10時~19時の時間帯について個人的な運動目的での外出を禁止していますが、そんなイメージですね。


    そうなると、おのずと

    • 早朝
    • 夜間

    のどちらかになると思います。


    もちろん地域によってどちらが空いてるとか混雑しているとかあるでしょう。

    それは走らせてもらう者としてリサーチする義務があります。


    しかし、私がゴリ推ししているのは「早朝」です。

    またその話か…という方は、いつもご覧いたぢきありがとうございます<(__)>

    初見の方はリンク貼っておくので、もしよければご覧ください。


    要は「朝はよいよい、夜は怖い」という話です。

    マスクやバフを着ける

    「郷に従う」基準は周りのマスク着用率だとおもいます。

    特に日本は村八分のDNAが残っているので「みんなしてるのになんでオマエだけ!」「ええ加減にせーや!」と罵られるリスクがあります。


    かといって、前述の通りマスクには溺死のリスクがあります。

    健康のためのジョギングで、支障を来しては本末転倒なので、速乾吸汗性のある素材がいいですね。

    フェイスマスクネックゲイターというアイテムもあります。

    ファッションアイテムとしても使われるそうなので是非ご覧ください。


    なお!誤解してはいけないのが、マスクやバフを着けたからってダッシュしていいわけではないということ。


    相変わらず、気をつけるべきなのは「ソーシャルディスタンス」と「スピード」。

    • 人からできるだけ離れて走る
    • 間をぬって抜くような蛇行は厳禁
    • どうしても避けられないならいっそのこと歩く

    それくらいの覚悟で、お願いします。

    2020/04/23 追記

    ランニングコーチの金哲彦氏が市民ランナー向けに、参加賞のランニングウェアを加工してマスクを作る方法を公開してくれています。

    もしマスクがない!という場合は参考になるかもしれません。

    袖を切り取って、余った部分はノースリーブとして着まわせばトータルコーディネート的にアリなんじゃないかと思いますが、どうなんですかね。

    走らずに鍛える

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    一言で「走らないで鍛える」といっても、さらに

    • オフフィート・トレーニング
    • 休足(アクティブ・レスト)

    という選択肢があります。

    オフフィート・トレーニング

    たとえば

    • レイヤートレーニング
    • ケトルベル
    • 縄跳び
    • HIIT
    など、走らなくてもVO2Maxやランニングエコノミーを鍛えられる方法は探せば見つかります。


    詳しくはGoogle先生にお尋ねください(丸投げ)

    休足(アクティブ・レスト)

    思いきって、休足に充ててもいいと思います。


    ちょうど冬春に追いこんで、疲労がたまったカラダを癒してあげるのです。

    パフォーマンス = トレーニング - 疲労
    とも云いますからね。


    完全休足しろとはいいません、休足日を一日増やすだけでもいいんです。

    接触確率もそれだけ減りますからね。


    ゼッタイ避けたいのは、夏場に追い込んで熱中症で病院送りになったりすること。


    それよりかは「のど元過ぎて熱さを忘れる」前にトレーニングやレースについてブログを書いてみるのはどうですか?(急にどうしたツ Σ(゚д゚;) )

    エチケットとしての3S+2C

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    上記をふまえると、今の世の中にはいぜん提唱した「ランナーの3S」だけでは足りなくなってきてることが見てとれます。

    3S

    おさらいになりますが、このご時世のランニングエチケットとしては

    • SOLO 一人で
    • SO-CHO 早朝に
    • SUKUNAI 人が少ない場所

    これが、最善のソリューションだと思っています。

    ※上記のベン図の色が濃いところがもっとも「密」が少ない要素

    2C

    でも、どうしても時間や場所に制限があるなら

    • COVER 飛沫をふさぐ
    • CONDITIONING 休足or室内トレ

    というオプションも考えるべき段階に入っているかもしれません。


    余談ですが、ホントは「5フォース分析」みたいにカッコよく語呂を合わせたかったんです。

    が、センスがなくてすみません。3Sと2Cに別れてしまいました。

    追記 ランナーのSECOM

    3S+2Cがあまりしっくりこなかったので、ランナーの「SECOM」を考えました。

    以下の頭文字を並べたものです。

    • S solo 一人で
    • E empty 空いてる場所で
    • C cover 飛沫を塞いで
    • O off-feet 休足・室内トレを増やす
    • M morning 早朝に

    本家から消されることはないと思いますが、アホランナーならぬ安保ランナーを心がけよう。

    これで接触者数を7割減、できれば8割減に努めたいですね。

    私の場合

    かくいう私は現時点では「ノーマスク」で走っています。

    その代わり

    • 人がいない場所で走る
    • 人がいない時間帯に走る
    • 休足日を増やす代わりにオフフィートする
    という対策をとっています。


    岐阜県の片田舎に住んでおり、早朝の堤防ならすれ違う人もいないので。


    ▼こんなところを走ってます

    しかし、有事?にそなえてマスクやバフは手元に準備しています(但し、冬用なので夏は使えない)。


    あと、最近は疲労抜きのために週休3日にしており、代わりにオフフィート・トレーニングとしてHIIT(タバタ式)をやる機会が増えました。

    これはこれで、面白いですよ。


    どうやって努力しているか、問われたときにせめて説明できるように準備はしておいたほうがいいかもしれませんね。

    2020/04/26 追記

    先日ワークマンでフェイスカバーを購入しました。

    『COOL-SHIELD NEO』という商品です。

    非接触型ランナーとしてノーマスクではありますが

    • エチケットとして
    • ブロガーとして
    • にわかとして

    冷感タイプなので、あわよくば夏場は濡らしてネッククーラーとしても使えないかと企んでいます。

    良い使い方があれば、また報告します。

    まとめ

    今回「マスクをするかしないか」が取り沙汰されてしまいましたが、他人の命にかかわることなのでやむを得ないとおもいます。


    知らなかったんならこれを機に意識するようにすればいい。

    たむけんには私から詫びておきます。


    自分たち以上に我慢している人がいるのは事実なので。

    それよりもランナークラスターが起こってしまい、命が脅かされ、他の地域のランナーたちにまで迷惑をかけてしまうのは避けたいですからね。


    今一度

    • 人がいない場所で走る
    • 人がいない時間帯に走る
    • マスクやバフを着ける
    • 走らずに鍛える
    のご確認を。

    よろしくお願いします!

    追伸

    書いてて思ったんですが、ここまで読んで下さる方はアホランナーなんかじゃない、きっと真面目なランナーさんたちです。


    こうやって人のブログを読む行為そのものが、すこしでも努力している何よりの証拠だと思うので。


    いつもありがとうございます!

    みんなで乗り越えよう。