愛靴、asics GEL-DSトレーナー23がだいぶ劣化してきたのでシューズを新調しました。
いろいろ考えあぐねた結果、まったく同一の型番で同色(イエロー)のGEL-DSトレーナー23を再購入したので、履き比べてみたいとおもいます。
違うシューズの履き比べってよくあります。
けど、同じ靴の新旧比較ってあまりみかけないので、やってみたら何か気づくこともあるかなと思い、試してみました。
そして、ここに記事にしているということは──
ということです。
DSトレーナーとの馴れ初め
新旧比較の前に、まず旧シューズをどれだけ履きこんでいたか、説明させてください。
初めてDSトレーナーを手にしたのは2018年3月。
初めてのフル、東京マラソンで挫折を味わい、リベンジを誓ったのがきっかけでした。
それから1年9ヶ月。
途中ペガサス35に浮気をしたりもしましたが、DSトレーナーだけでも、少なく見積もって2000kmは走ってるとおもいます。
一般的なシューズの寿命は500km前後といわれているので、4倍は履いている計算になります。
まだぜんぜん履けるので特に買い替えることも考えていなかったのですが、さすがにソールに穴が 空きはじめたので、一考することにしました。
劣化したシューズは脚にもよろしくないと聞きますしね。
2足目もDSトレーナー
2足目のDSトレーナーにたどり着くまでに、ものすごく悩みました。
詳細は下記。
小出監督の遺志を継ぎ「シューズ選びにはこだわりを持つ」ようにして、とにかくブランド問わずいろんなシューズを試しました。
結果的に、しばらくは
見た目の違い
さて、前置きが長くなってしまいました。すみません。
本題に入りましょう。
新旧を見比べてみます。むかって左が旧、右が新です。
たしかに鮮やかさは劣るものの、使い古しもそこまで悪くは見えません。
そこそこシューズはメンテしていましたので。
しかし、ソールを見比べるとその違いは歴然とします。
カカトだけじゃなく、前方のほうもすり減っています。
ヒドいことにカカト付近に穴まで空いていました。
こりゃあ買い替えて正解でしょうね。
じゃあ実際、履き比べてみてどうか。
履き比べ
同じシューズの新旧比較なんてめったにない機会です。
なので「どうせなら…」と思い、以下のように履いてみました。
- 旧DSトレーナー(800m)
- 右足に新・左足に旧(800m)
- 新DSトレーナー(4800m)
結果、感じたのは以下のような印象。
- おろし立てのシューズは硬い
- 使い古しはカラダに馴染みすぎてもはやカラダの一部
- 左右別々のシューズを履くのはオススメしない
新品は硬い
当たり前ですが、まだまだほぐされてないので、
- ソール
- アッパー
が硬い印象を受けました。
ただ、足首部分はしっかり固定してくれてる感じがして心強いです。
使い古しはカラダに馴染んでいる
使い古しはもはやカラダの一部といっていいほど、違和感なく履けます。
そりゃそうですよね、2000km以上苦楽をともにしてきたんですから。
穴が空いていようが関係ありません。
左右別々のシューズは履かないこと
こんなことやる人はいないと思いますが、左右別々のシューズを履くのはやめましょう。
体のバランスが崩れ、脚にヘンな負担がかかります。
下手したらケガしそうだったので、800mで実験中止しました。
【超重要】同じシューズだからこそわかったこと
上記はほぼ想定できたことでした。
でも、そこから得られた気づきが大きかったのです。
というのも、シューズは
- 履けばはくほどカラダに馴染んでくる
- 履けばはくほどカラダが馴染んでいく
シューズはランナーの足の形に合うようにその形を柔軟に変えていきます。
そして、一方の足側もシューズを受け入れるべく、できるだけお近づきになろうとエスコートします。
つまり、シューズとはゆっくり時間をかけて信頼関係を築いていくものなのです。
ということは
よほど運命的な出逢いがあれば別ですが、人間と同じように時間をかけて信頼関係を構築していくものでは、と気づかされました。
一目惚れもいいですが、中身は付き合ってみないとわかりませんからね笑
逆に、よほどサイズが合わないことがない限りはためしに付き合ってみるのも悪くないかもしれませんよ。
結論 ~DSトレーナーが大好き!~
ということで、まったくの同型シューズを新旧で比較してみましたが、
シューズは相棒ですからね。
そんなぽっと出の新人にご主人を奪われてたまるか!というシューズ側の意志をかんじたような気さえしました。
自分の脚が壊れないように、
靴がホンキでぶっ壊れるまで、
本当の意味で履きつぶしてやろうとおもいます。
ということで、来週末のおおがきマラソンも、古いほうのDSトレーナーで出走します!!
よろしくね。