皆さん、本読んでますか?
今やなんでもWebで収集できちゃいますが、やっぱり圧倒的にささるメディアは本です。
とくに新書は1冊あたり数十分あればエッセンスをくみとれるので、時間がないかたにもオススメです。
今回は私がジョギングをはじめてからフルマラソンの完走にいたるまでに、読んで役に立った新書を3冊紹介したいとおもいます!
(1)ジョギング導入期
仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング

仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング (角川SSC新書)
- 作者: 久保田競,田中宏暁
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川マガジンズ
- 発売日: 2012/10/12
- メディア: Kindle版
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この本にめぐりあっていなければ、今わたしは走ってなかったと断言できます。
ウォーキング(という名の散歩)に飽きそうだった私に新しいステージを提案してくれた本です。
ジョギングではなく、あくまでスロージョギングに特化していることがポイントです。
一念発起していきなり走ってしまうと失敗してしまいがちです。
そうならないよう、ゆっくり走ることを指南し、あわよくばジョギングへ──という野心を刺激してくれました。
ガチで走りたくないけど、ゆる~くのんびり走ってみたいという方にオススメです。
仕事に効いたかは…個人差があるとおもいますが、それ以上に尊いライフワークをプレゼントしてもらえてたとおもってます。
著者に感謝!
(2)ジョギング成長期~ハーフマラソン挑戦前
マラソンは毎日走っても完走できない

- 作者: 小出義雄
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 新書
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あのQちゃんこと高橋尚子選手のコーチとして有名な小出監督による著書。
帯にかかれた「マラソンの練習が分かってないから30kmあたりで歩いてしまう人が多いんだね」でいきなり小出節が炸裂しています。
走れる距離がのびてきて、ハーフマラソンなら参加してみてもいいかな?とかんがえる頃に読むといい本です。
シューズやフォームの知識を添えつつ、トレーニングのバリエーションやレース当日までの具体的なメニューが掲載されています。
レース当日の持ち物まで書かれているので、私はレース前日も読みかえしていました。
また、フルマラソン挑戦前に再読することで、より理解が深められるとおもいます。
(3)ハーフマラソン完走後~フルマラソン挑戦前
毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる

毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる! 月間たった80?で2時間46分! 超効率的トレーニング法 (SB新書)
- 作者: 吉岡利貢
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2011/09/16
- メディア: 新書
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- ハーフマラソンをもっと速く走れるようになりたい
- フルマラソンにむけて怪我なく、楽しくトレーニングしたい
というかたに向いてる本です。
本編では自転車をとりいれたクロストレーニングを推していますが、個人的にはそれよりも“効率よくはしるためのメカニズム”を科学的に解説してくれていることに好感がもてる本でした。
たとえば、
- 最大酸素摂取量
- 無酸素性代謝閾値
- ランニングエコノミー
についてです。
この「科学的側面」と「クロストレーニング」の2つのトピックが1冊につまっているので、本としてのアピールポイントがあいまいになってしまっているのが惜しいところです。
が、逆に2つのトピックがつまったお得な本!とかんがえることもできます。
ガムシャラに練習してもタイムや距離がのびない方はぜひ一度手にとってみてください。
あっぷりへんしょん ~やっぱり本!たくさん読書をしよう!~
本は本当におもしろいです。
あやうく知のシャワーをあびて満足しそうになります。
しかし読書はあくまでも手段であって目的ではありません。
最終的にアウトプットできてナンボなので。
ビジネス書で得たノウハウを成果に直結させるには時間がかかりますが、ランニングの知識は比較的成果が出しやすいです。
かぎられた時間のなかでも、ぜひ本を読んで
時間をコントロールする側にまわりましょう。
最期までご高覧いただき、ありがとうございました!