もうタイトルで謳ってしまっていますが ──
Q. xiaomi Mi band 3はランニング中の心拍計測ができるか?
A. できます!
事前にいろんな情報を仕入れてはいましたが、やはり自分の目で確かめるまでは半信半疑でした。
でも、結果的にできて良かったです。
下調べ段階ではあまり具体的な計測方法が見つけられませんでしたので、私が実践した操作方法をここに記しておこうとおもいます。
※下調べの記事はコチラ
心拍ランニングをする前に
安静時心拍数の計測
心拍を計測する目的は、トレーニングで今の自分に最適な負荷(運動強度)を与えるためです。
そのためにはまず自分の心拍(とくに安静時心拍数)を把握しておく必要があります。
起き抜けに1回、まず安静時心拍数を測りましょう。
Mi band 3の操作方法はカンタン。
トップ(時計画面)から、2回下へスクロールすると「心拍計」モードになるので、そこでボタンを長押しするだけです。
安静時心拍数は日々の体調によって変わるので、毎日測りましょう。
目標心拍数の計算
安静時心拍数が計測できたら、つぎに運動強度(負荷の強弱)を決めて、どのくらいの心拍数まで追い込むかを計算します。
目標心拍数はカルボーネン法という簡易的な計算式があります
目標心拍数=((220ー年齢)-安静時心拍数)*運動強度(%)+安静時心拍数
が、今は便利に計算できるサイトがあるので、コチラでサクッと計算しちゃいましょう。
毎日、計測→計算をしてるとわかりますが、感覚的に軽めなら130bpmとか、きつめなら160bpmとか自分なりの目安が生まれてくるようになりますよ。
トレーニング中の心拍の測り方
いよいよ、本題です。
Mi band 3を装着してトレーニングをはじめましょう。
ペースはGarmin 230Jで測るため、このようにダブルで装着します。
Mi band 3 は32g、Garmin 230J は41gしかないので手首が重くなるということは特にありません。
さて、操作方法は以下の通り。
- 3回下にスクロール(=3回上にフリック)
- トレッドミル
- 右スクロール
- エクササイズ
- 長押しでON
- 3秒カウントダウンの後、計測開始
- 右スクロールで心拍が表示
これで走ってる最中も、心拍数が表示できるようになります。
ただ、普段は画面が消灯してるので、表示させたいときにボタンをタップする必要があります。
心拍ランニングを終えて
面白いのが、今まではキロ当たりのペースを見ながら負荷(スピード)を調節していましたが、心拍をみながら調節するようになったことです。
試しに3kmのペース走をきつめの負荷(運動強度80%)を試みたときは、目標心拍数は158bpmでした。
で、それくらいの心拍を目標に走ってみると、4'15/kmで走り続けることが私の走力に合っていたようです。
キロ4分前半はまだ私にはキツイと決めつけており、5'30/km→4'30/km→5'30/km…というようなウェーブ走を行っていました。
何の根拠もなしに、自分の限界を勝手に決めてはいけなかったですね。
反省しました。
その後、10kmのビルドアップでも試したりしていて、
・軽め(強度50%)128bpm:5'45/km
・キツめ(強度80%)158bpm:4'30/km
とか、同じ目標心拍数でも距離によってペースがまちまちであることも学んだりしています。
▲Mi fitアプリと連携した際の画面キャプチャ
面白いです。
こうやって適切な負荷を調節しながら、サブ100を目指したいとおもいます。
あっぷりへんしょん ~自分の走力(レベル)が分かるのが面白い~
ランニング中に心拍が測れると、どこまで追いこんでいいかを可視化できます。
これは良いモノを手に入れました。
Mi band 3は、初めての心拍計測ブレスレットを検討されている方に是非オススメしたい逸品です。
引き続き使ってみて、良かった点や気になることがあれば随時シェアしたいと思います。