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冬ランニングは出走前に軽く筋トレをするべき2つの理由

冬、朝ランニングに出かける前に筋トレするといいかもしれません。


その理由を2つ、ご提案します。

 

 

(1)ウォームアップ効果


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この時期のランニングは寒い。


玄関のドアを開けると「今日はやめとこうかな」とひるんでしまうくらい、とにかく寒い。


とくに走り始めが。


2,3kmの軽いジョギングだったらウィンドブレーカーを着たりランニングタイツを履いたりしてもいいんですが、それ以上の距離となると逆に暑苦しくなります。


なので、結局薄着で走ることになります。


すると今度はついスピードを上げて身体を温めるほうを優先してしまうんです。


でも、スピード練習は脂肪の燃焼効率が良くありません。
(スピードを重視すると糖分が早めに枯渇して、脂肪ではなくアミノ酸の分解が始まってしまうため)


おしゃべりしながら走れる速さのジョギングが脂肪燃焼には最適です。


なので、外に出る前に軽く筋トレをやってみることをご提案します。


玄関を出る前にプッシュアップを1セットやってみましょう。


体がポカポカしてくるのを実感できるはずです。


追い込むことがメインではないので、負荷をかけすぎないように。


私の場合はふだん20回やるところを15回にしています。


このルーチンを始めてから、走り出しに圧倒的な違いを感じています。

 

 

(2)脂肪燃焼効果


筋トレ界隈では知られた話ですが、有酸素運動の前に筋トレをしてから臨むと、脂肪の燃焼効率がアップします。

 

  • 筋トレにより基礎代謝がアップして、脂肪が分解しやすいカラダになるため
  • 筋肉を発達させる成長ホルモンが脂肪を分解しやすい状態になるため


本来は成長ホルモンの活性化させるために30分程度時間をおいてから有酸素運動に移るといいらしいですが、朝の30分は貴重です。


あくまで副次的な効果を期待してのことですので、あまり神経質にならず、ランニングをサポートする役割として筋トレしてみてはいかがでしょうか?

 

 

あっぷりへんしょん ~朝筋トレの注意点~


体も温まって脂肪燃焼効率も上がる(はず)の冬ランニングハックとしての筋トレ。


但し、起き抜けにいきなり激しい筋トレは禁物です。


人間は起床してからゆっくり副交感神経から交感神経が優位になっていくので、自律神経が切り替わっていない寝起きに激しいトレーニングは危険です。


また、起床時は血液中の水分量も少なく、エネルギーも不足していますので、せめてコップ一杯の水を飲んでから始めたほうがいいです。


ケガのリスクや心臓への負担を最小限に抑えるためにも、自重でできる筋トレを少ない負荷でこなしましょう。


あくまでランニングのサポート役として。


あくまでランニングのサポート役として。


大事なことなので2回云いました。


軽い筋トレをとり入れて、ぜひ快適な冬ランニングを!