三角形のロゴマークがかっこいい。【理論編】

どうも、アートディレクターのyAoyamaです。

突然ですが、三角形のロゴマークってかっこよくないですか？

今日はそのかっこよさをプレゼンさせてください。

さらに、好きが高じて三角形のオリジナルシンボルマークまで作ってしまったので、披露したいとおもいます。

三角形ロゴマーク

まずは、一見に如かず。

世の秀逸なデザインを事例にして、三角マークのカッコよさを味わっていただきたいとおもいます。

リーボック

参考

名称は「リーボックデルタ」。

3辺のそれぞれが「フィジカル」「メンタル」「ソーシャル」を表現しており、フィットネスを通じて健康的でポジティブなライフスタイルを取り入れることで、肉体的、精神的、さらにはその周囲の人々やコミュニティにもより良い変化をもたらすという、Reebokブランドの考え方を象徴している。

アマノ

参考　

アマノの社章である三角マークは、ピンと張りつめた3つの弓形が三角形を構成することで、社名であるAMANOの"A"を造形化しています。
"A"はアルファベットの第1文字目、最高点を意味し、アマノのコンセプトである"フロンティア精神" "NO.1の思想" "叡智と創造"を目指す事を意味しています。
さらには、人材は人"財"であるという考えのもと、3つの弓形のエレメントが三位一体となって"人"の文字を中心に形成し人間重視の思想も表しています。

愛知大学

参考

このマークは、愛知大学が高度な研究教育を通して新たな知を創出するとともに、世界を動かす人材を育て送り出す大学であり続けることを社会に約束するものです。全体としては、愛知大学の「A」を形づくっており、その手前に大きな球体を配置することで、愛知大学が働きかけていく対象としての国際社会や地域社会を表現しています。

洋服の青山

由来は確認できませんでしたが、頭文字のAをモチーフにしているのは明らかです。

green gru

参考

GREEN GURU AIMS AT AFFECTING REAL CHANGE THROUGH GREENER PRACTICES. BY MAKING USE OF USED BIKE INNER TUBES, WETSUITS, AND CLIMBING ROPE, GREEN GURU CLOSES THE LOOP IN THE TRADITIONAL PRODUCT LIFE CYCLE AND LETS OUTDOOR PRODUCTS LIVE A NEW LIFE.

その由来は語られていませんが、「グリーングルの製品はタイヤ・チューブやウェットスーツ、登山用ロープ等をリサイクルして作られている。」

つまり、そのプロダクトライフサイクルを三角形で表したのではと推測されます。

hide

参考

青春時代を支えてくれたhideのロゴマーク。

もしかしたらこのシンボルがあるから、私の潜在意識が「三角形＝かっこいい」の方程式を植えつけているのかもしれません。

ミツウロコ

参考

尾張氏の子孫である幣社は熱田神宮と北条ミツウロコを会社のロゴとしております。

家紋のパターンもありますね。

厳密に云うと違いますが、市町村章でも三角形になると安心感があります。

福岡県福岡市

参考

カタカナの「フ」を9個組み合わせて、「福」をあらわしています。

神奈川県厚木市

参考

市章はあつぎの3字と鮎3尾をもって「あ」の字型を図案化し、市民の和合と発展を象徴しています。

シンプル・イズ・ベスト

いかがでしょうか？

カッコよさ、伝わったでしょうか？

時に３つの意味だったり、頭文字のAだったり、リサイクルマークだったり、家紋だったり ──

造形がシンプルゆえに、いろんな意味づけがしやすそうであることが見てとれます。

複雑な形にしてしまうと、その形にしばられちゃいますからね。

三角形はそういう理屈の面からも実践向きなのです。

▲日常生活では三角定規もめっちゃ重宝しますよね

その三角定規を駆使して、今度はオリジナルロゴを作ってみようとおもいます。

長くなってしまったので、後編へ続く──