先日、紹介したこの書籍。
もともとはマラソンのクロストレーニングに自転車を採り入れるために手にしたものでした。
しかし、ぱらぱらとナナメ読みしてたところ、あるキラーセンテンスに釘付けになってしまったのです。
私も踵着地をしていた頃は、マラソンの途中で必ずといっていいほどふくらはぎがつっていました。でも、前足部着地に変えてからは、そんなことがなくなりました。
クロストレーニングを意識していたはずが、日頃からふくらはぎの攣りに悩まされているぼくの潜在意識が反応してしまったのでしょう。
つい、ふくらはぎの攣り対策に目がいってしまったのです。
そこで、詳しく読んでみると、
踵着地をすると足首で蹴ろうとするので、ふくらはぎの筋肉を使います。その結果、ふくらはぎに疲労が溜まります。
そうか。
以前、ふくはらぎの攣り対策にふくはらぎを鍛えようと考えていたが、そうじゃなかったんだ。
できるだけ“ふくらはぎに頼らない走り方”にフォームチェンジすべきだったんだ!
これは目からウロコでした。
いま、正しいとされる着地は、前足部からです。足の母指球と小指球を結ぶラインから着地します。
その場ジャンプをしたときも、必ず前足部から着地します。ランニングは片足ジャンプの連続ですから、踵ではなく、前足部からの着地が正解なのです。
理にかなってます。
もうぼくは著者の虜です。
そして、さっそく今朝、前足部(フォアフット)着地に挑戦してみました。
結果、正しいやり方か不安でしたが、とにかく前傾姿勢になりやすいのでスピードは出ました。
まだ3kmしか走っていないので、ふくらはぎへの負担はわかりませんが、フォームチェンジは負担がかかるので少しずつ距離をのばしていこうとおもいます。
これで5km、10kmと走れるようになるのであれば、確かにタイムも伸ばせるかもしれませんね。
11月のいびがわマラソンに向けて、3ヶ月、フォアフットにチャレンジしてみようとおもいます。
注意点としては“なんちゃってフォアフット”にならないように、定期点検が必要なところでしょうか。