『ミッケ!』という絵本をご存じでしょうか?
ご存じない方は、ほぼ日のイントロダクションをすこしご覧いただければ何となく理解ができるとおもいますが、
- 作者: ウォルター・ウィック,糸井重里
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/02/28
- メディア: 大型本
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昔でいう『ウォーリーをさがせ!』のようなものです。
わが家では最近、子どもが寝る前に『ミッケ』を1ページやるのが習慣です。
1ページにひとつは難易度の高い問題がちりばめられていて、大人も結構ハマってしまいます。
見つけたときのアハ体験は、さぞ脳によい刺激をもたらしてくれていることでしょう。
ただ、やり続けているうちに、最近そのアハ体験だけじゃないな、と感じることが多くなったので書き留めておきます。
『ミッケ』で身につく3つのこと
語彙力
ミッケの世界はとにかくモノが溢れていて、実用的なモノからファンシーなモノまで、バラエティーに富んでいます。
最初のうちは「オーバーオールって何?」とか「けいとばりって何?」なんて聞かれることがよくあります。
でも遊びながら学ぶと吸収力も驚異的です。
じょうごとかシュモクザメとか大人でもいろいろ勉強になります。
作者はアメリカ人なので、たとえば消火栓なんかは日本のそれとはまったく違うカタチをしているのですが、それはそれで、外国は違うんだねぇなんて感動しながら学べます。
引き算
「ひつじが7ひき」とか「ヒトデが11ひき」とかいう問題がよく出ます。
4匹目ミッケ!とか言ってるうちに、「あと何匹?」ときくと、「うーんと、あと3匹!」と自然に引き算ができるようになってたりします。
さりげなく数に触れさせる点は、さすがですね。
自作クイズ
1ページ分の課題をクリアすると、「今度はぼくが問題出すね」と、自分で問題を考えて作り出したりします。
ただ与えられた課題をこなすだけじゃなくて、自分から積極的に問題提起できるチカラ、大事ですよね。
意外と難題を出してきたりして、何くそとこっちも大人げなく難しい問題で返したりしてしまいます。