先日、新たに追加指定された大垣市景観遺産第75号「イビデン株式会社 西大垣変電所」を拝んできました。
ジョギングで。
#75 イビデン西大垣変電所
そこは配管フェチ、工場マニアがよろこびそうな工場地帯にあります。
イビデンは大垣市が誇る、プリント配線板や半導体パッケージを製造する会社です。
工場内を養老鉄道が走ってます。
もともと養老鉄道の設立時はイビデンの初代社長が立川勇次郎が社長を務めていて、電化実現のために合併したという過去があり、イビデンと養老鉄道は縁がふかいのです。
イビデンの送電線が養老鉄道の線路敷地を利用していたりと、今でもその名残を拝むことができます。
さて、肝心の景観遺産です。
工場地帯に突如として姿をあらわす赤レンガの建物。
#75 イビデン西大垣変電所
1921年に建てられたそうです。
今でもイビデンのエネルギーを統括している管理センターとして稼働しています。
今日も土曜日にもかかわらず、変電所内は朝から人が出入りしていました。
ご苦労さまです。
約100年も前に建てられたのに未だに第一線で活躍していることに心打たれますね。
そういった歴史・実績が景観遺産に認められた理由じゃないでしょうか。