ひたすら距離を求めて走ってきました。
新たな街、池田町まで。
新参者のランニングウォッチを装備して。
不完全なストイック・ランニング
フルマラソンを完走するために、毎週最低1回は20km超を走ることにしました。
できればノンストップで、一定のペースで走り続けたい。
今まで詣でてきた景観遺産や季節の花はサイクリングで訪れることにして、ランニングではひたすら距離とペースを意識するのです。
ただ、本当にランニングOnlyのトレーニングなんぞ、続けられるのだろうか。
それだけが不安です。
そこで、まず今回はランニングに複数の目標をもたせることにしました。
GRITでいうところの、「目的」と「快楽」に対応する目標です。
・メイン:6分ペースで20km(目的)
フルマラソンを走るための理想的なペースを目指します。
・サブ:町章(快楽)
はじめて池田町に進出するので、記念に池田町章を拝んでおきたい。
・あわよくば:神社参拝(快楽)
いつものことですが、良さげな神社があれば参拝します。ただし、長居は禁物。
やや自分にあまめな目標になってしまいましたが、目的意識をキープしつつ、快楽を採りいれたいとおもいます。
北瀬古~赤坂宿~池田小学校
ということで、複数の目標を達成するために今回走るのは、お茶屋敷におとずれたときに気に入った北瀬古をとおるルート。
まっすぐいくと赤坂宿の桝形に出るんです。
最高でしょ。
そこからは、ひたすら北上あるのみ。
池田小学校を越えて、杭瀬川をわたったあたりで10kmを超えたので、そこからおりかえしてきました。
で、帰ってきた結果。
なんと!20kmに至ってない。
というのも、途中信号待ちで一時停止にしたまま再開をするのを失念してしまっていたのだ。
盆ミスである。
池田町の町章
さて、気をとりなおしてサブ目標だった「町章」について、報告したい。
市町村章は幹線道路であれば、設置されていることが多いので、今回さがすのはたやすかった。
▲県道41号線沿いにあります
▲町名池田の文字を図案化し、中央の円は、町全体の円満と豊かさ、中央の十字形は光による明るさを意味し、上部の翼は町の向上発展を祈る意味をこめています(池田町公式ホームページより)
どうだ、カッコいいだろう。
大垣近辺の市町村章はソツがなく、洗練されたシンボルが多い印象をうけている。
まだ、当ランニングでは神戸町のシンボルを採取(撮影)できていないので、捕まえたらまとめ記事かきます。
ということで、次回の20kmトレーニングは神戸町章をサブ目標にすえて、走ろうかな?
石引神社
今回走ったルートは赤坂宿をよこぎっていったこともあり、神社や寺院がものすごく多く建っていた。
これではどこに参拝していいやら、まよってしまう。
なので、まず往路で目星をつけ、復路で「これは」とおもう寺社を参拝することにした。
その結果、ナンバーワンを勝ちとったのが「石引神社」である。
さて、何がすごいのかというと…
もう少し近づいてみよう。
なんと、境内に踏切があるのだ。
おもしろくないですか?
もともと金生山で採れた石を切って、杭瀬川(今回ぼくが折り返した川)経由で大垣城の石垣に使っていたことから「石引神社」という名がついたそうである。
赤坂宿が湊としても発展したのは、このような役割もあってのことだろう。
とても興味深い。
その後、交通網は舟から鉄道へと形をかえたが、重要な拠点として線路がいまだに残されているのがおもしろい。
誰かに教えたくなる赤坂宿のエピソードである。
▲ご覧のとおり、金生山は今もなお、削りにけずられ、ほとんどピラミッドのような様相を呈している
あっぷりへんしょん ~ランニングギアは「目的」と「快楽」の架け橋~
GARMINのランニングウォッチ、ぼくは230Jを選びました。
1km毎にペースを通知してくれるのがいい。
軌道修正がすぐにできるから。
スマホアプリだとわざわざスマホを取り出して確認しなければならなかったり、それを走っている最中にやってみせるのはなかなかの芸当である。
ただ、曲芸だけではどうしようもないこともある。
暑さ対策である。
早朝でも8月に10kmも走れば、全身汗だくになっている。
汗でシャツが肌がはりつく。
これがかなり不快なのだ。
15kmくらい走る頃には逆に冷えてきそうなくらい濡れてくる。
たちまち解決策はみえていないが、ひとまず速乾性かつストレッチ性のあるインナーウェアでも着てみて、不快感が軽減できないかためしてみたい。
ランニング・ギアは快適な走りと目的達成の助太刀になるとおもうんです。