いえに余っていたツーバイフォーの木材をつかって日曜大工をしようとこころみた。
余った端材をつかって ── とか、やり手っぽくてカッコいいだろう。
冷蔵庫にある食材だけで一皿分つくってしまうカリスマ主婦っぽい。
ただ、憧れるのは勝手だが、現実はそう甘くないというお話です。
どうぞ。
ノコギリで切った結果
知識もないうえにスキルがないと、こうなるという悪い例です。
ツーバイフォー材を4等分にしようと、線をひいてノコギリで切ったところ…
断面が荒々しくなってしまったのだ。
にもかかわらず、とくに対策を講じずに組み上げたところ、
なんか、ゆがんでしまった。
では、どうすればよかったのか?
その後、しらべてみると切り方のコツや道具がいろいろとあったようなので、紹介したい。
(1)木材をまっすぐに切るコツ
まず、手っとり早くスキルアップする方法。
・4つの面に線をいれる
・しっかり固定する
・自分の目の真下で切る
・1つの面だけでなく、4つの面にそれぞれ切り込みをいれる
・ギーコギーコとノコギリの刃全体をつかって切る
こうするだけでも違うらしい。
道具を買い足したりしなくていいのだ、すぐに試したい。
もし手元にあるなら直角定規をあてがって切ると、より直線に切りやすい。
(2)ノコギリをサポートする道具
世の中には便利な道具があって、たとえば ──
ツーバイフォー材なら、いろんな角度で直線に切れるマイスターボックスという便利グッズがある。
SK11(エスケー11) マイターボックス 2×4材用 鋸切断ガイド
- 出版社/メーカー: SK11(エスケー11)
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意外と安い。
あと、ソーガイドというものもある。
- 出版社/メーカー: ゼット販売
- 発売日: 2014/12/01
- メディア: Tools & Hardware
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ただし、ガイドの溝に多少の“遊び”があるため、完全な直線とはいかないみたいである。
(3)速くてキレイ。だけど危険な「丸ノコ」
直線をカットする道具としては素人でもおもいつく丸ノコ。
- 出版社/メーカー: マキタ
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その精度や威力はバツグンらしいが、調べれば調べるほど危険な道具のようななので、素人は手をださないほうが賢明である、という結論にいたった。
(4)直線向きじゃないが便利な「ジグソー」
ノコギリの次のステップとしてジグソーが妥当かもしれない。
- 出版社/メーカー: マキタ
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何せノコギリが電動になったようなものだからだ。
直線に切れるというよりも、“切る”という行為をジグソーにまかせ、“直線にする”ということに集中できるのが、ジグソーの良いところだとおもう。
ただ、この間ホームセンターで物色してみたが、ジグソーは図体がデカいのと値がはるので、直感的に「ほしい!」とは思えなかったが。
あっぷりへんしょん ~まずはコツを習得するだけでいい~
(1)のまっすぐに切るコツを仕入れてから、先週末はひたすら木材を切っていた。
すると人間は成長するもので、3, 4枚切ってるうちにだいぶ上達した気がする。
ただ、これからの日曜大工計画として、木をのこり17回切らなければならない。
そうなってくると今度は人力じゃあツラいとおもうのだ。そんなときは…
そうだ!
ホームセンターのカットサービスにたよろう。
それがいちばん確実な気がする。