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もはや“最強“?ドラム用グローブがランニングに使えるか検証してみた


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かつて楽器屋でバイトしていたころ、先輩スタッフのみんながドラム用グローブを軍手がわりに機器の搬入や設置作業をこなしていた


かっこいい。


これは、ぜひ真似したいとおもい、ぼくも買った。


そしていまだに軍手としても使っている。


引っ越しの梱包だって、スタッドレスタイヤの交換だって、このドラム用グローブで作業できる。


ドラムスティックがしっかり握れるように、滑り止め加工までしてある。



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▲もうかなり年季はいってますが



なんなら軍手より薄手で便利である。


しかも最近気づいたのだが、グローブをつけたままスマホのタッチパネルを操作することもできる


これはすごい。


軍手も驚きである。


もうこの時点で“最強”とうたってよさそうなものだが、もうひとつだけ確かめておきたいことがある。


それは、

── ドラム用グローブをランニング・グローブとして使えないか

という仮説である。
(というのも、以前ランニング・グローブの考察をおこなったことがあったからである



ランニンググローブとして使えるか

以前、ランニング時の防寒とスマホ操を実現するために、軍手×スマホのてぶくろモードで使うとわりきったことがあった。


が、正直てぶくろモードになんてめんどくさくていちいち切り替えなんかしない。


結局ランニング中にスマホをいじるときは軍手をはずして操作していた。


ところがここにきて、あらたな刺客の登場である。


それがもしドラム用グローブで解決してしまうのであれば、ドラム用グローブは晴れて“最強のグローブ”の座につくことができるのだ。


タッチパネル操作ができることは確認済みである。


あとは、ランニングに支障がないか

・保温性はあるか

・ムレたりしないか

それだけだ。



走ってみた結果

で、走ってみた結果だが、問題なくつかえた


もちろん保温性はある。


保温性といってしまうと堅くるしいけど、素手で走るよりもちろん温かい


寒さはしのげるレベルである。


ただ、手のひら側がレザー調なので、ムレたりしないかを懸念していたのだが、

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手の甲のほうがメッシュ素材なので、心配にはおよばなかった。

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かんがえてみれば当然かもしれない。


長時間激しくドラミングするドラマー向けの製品なんだから、そのあたりの通気性や柔軟性はしっかり考慮されているはずだ。



まとめ

ドラミング、軍手、ランニングに活用できるドラム用グローブに僕は「最強」の栄冠をささげたい。


最後にかんたんにまとめておくと、ドラム用グローブは

・通気性
・滑り止め加工
・薄手
・丈夫
・タッチパネル対応
・デザイン

と優れていて、グローブとしてオールマイティーだとおもうのである。


通気性が高かったり完全防水ではなかったりするので、寒さや水には弱いだろう。


なので、防寒や防水を目当てとしたふつうの「手袋」の用途を期待してはならない。


が、作業用やスポーツ用としてならドラム用グローブはマルチに活躍してくれるはずである。


ちなみに僕が使っているのはVATER(ベーター)のドラミング・グローブであるが、10年ほど前に買ったやつなので今も継続販売しているのかは不明であるが、

見たかんじはAmazonでも販売されていそう。


3000円そこそこで“最強”を手にすることができるので、よければ是非。