新記録と季節の花を懸けた景観遺産ジョギングの全貌を、ぜひご覧ください。
■季節の花を愛でにいく
ぼくの通勤路の一角に、毎年かならず花菖蒲(ハナショウブ)の咲く沼がある。
ほんと車でとおったら見逃してしまいそうなくらい小さな区画なんだけど、そこに今年も花菖蒲が咲き始めていた。
もう花菖蒲の季節か ──
最近の「季節の花めぐり」は、牡丹園とツツジが見れずじまいという、2選2敗である。
ただ三度目の正直ということもある。
よし、季節の花との勝負は、花菖蒲に懸けてみるか ──
われながら巧いこと云えた。
花菖蒲が売りの景観遺産といえば、もはや曽根城公園しかあるまい。
片道約10kmなので達成すれば最長記録は必至である。
ただ、念のためこれを握りしめていく。
いざというときのタクシー代である。
※結果、タクシーに頼ることなく走りきれたが、ほぼ寄り道することなく向かったのでいきなり目的地に到着します
■#19 曽根城公園
わが家でも、花見にきたりピクニックにきたりとたびたびお世話になっている曽根城公園。
はたして花菖蒲との対面は果たせたのだろうか ──
じゃん!
咲いてました。三度目の正直!
手前に花菖蒲が咲き、左側にはブラックバスが釣れる瀬古池、右側は芝生広場で、奥にみえるのが複合遊具である。
早朝にもかかわらず、釣りをされてる方、ハナショウブを撮影されてる方、ウォーキングされてる方、その楽しみ方は十人十色。
公園はまさに“公(おおやけ)の園(その)”であるなァ、と感じさせられる。
そんな曽根城公園は、今は城があるわけではなく、城址としての公園があるだけだが、戦国時代に想いを馳せることはできる。
公園の南側にはハリヨの池があり、西側には大きな花菖蒲園があり、夜はライトアップまでされる。
大きくないけど見所がたくさんある公園なのだ。
少し南東に足をのばすと、「曽根大神社」を拝むこともできる。
静かな木々に囲まれた長い参道。
曽根大神を祀る、拝殿。
本殿は写真をとりそこねた。
今回は泣く泣くスルーしたが、津布良公園までつづく大島堤のサイクリングコースは、またデュアスロンなんかの機会におとずれたい。
そんな歴史と自然が調和する曽根城公園、おすすめです。
■あっぷりへんしょん ~浮かれてばかりじゃいられない~
今回ははれて季節の花を愛でることができた。
めでたい!
そして、走行距離も…
初の20km超!
見事に記録を更新したわけだが、帰宅すると家族が朝食をとっており、ただいまーにたいする反応が ──
妻「おかえりなs… クサっ!何この運動部のニオイ!」
という云われよう。
妻「ていうか、なんかもう鉄のニオイ」
やばい。記録達成にうかれてばかりじゃいられない。
このままでは休日の朝から家にいないただただ臭いオッサンになりさがってしまう。
とくに今回のジョギングは朝5:30~8:30と、まあ3時間もかかってしまった。
(内30分は景観遺産の見学時間ではあるが)
せめて3時間以内で往復したい。
スピードを上げるか、距離を縮めるか。
景観遺産ジョギング界のサブスリーを目指そう。