
どれが景観遺産か、おわかりでしょうか?
■不安がつのる鉄塔さがし
今回めざしたのは自宅からただひたすら杭瀬川沿いを北上そたところにある鉄塔でおる。
アクセスしやすいのは分かっていたけど、なかなか詣でる気にならなかったのは、見つけられる気がしなかったからだ。
でも景観遺産ランナーとして、詣でないわけにはいかない。
大垣が世界に誇る電子工業「イビデン」に敬意を表して、拝見することにした。
■ほんとに見つけられるのか
もしかしたら景観遺産ジョギングをはじめて以来、初の見つけられない事態が起こるかもしれない。
ダメもとでとりあえず川沿いを北上してみた。

例の景観遺産マップを信じるなら、位置は南一色公園のあたりである。
公園から拝める鉄塔はたくさんあった。

どれだろうか ──
が、これは中部電力の鉄塔だからちがう

…と切り分けていく。
電線が正三角形という特殊な配置というのを手がかりに探していたところ、
これでは?

そう云われてみると、王者の貫禄というか気品のようなものが伝わってくる気がした。
源氏大橋からながめてみると、確かに送電線が木戸町・南一色町・桧町にまたがってわたされているようにみえる。

うん、これだ。見つかってよかった。
めでたし、めでたし。
■あっぷりへんしょん ~桜の季節はより堤防ジョギングがたのしくなりそうな気配~
以前にもレポートしたが、水の都大垣は川がおおく、景観遺産が堤防を走った先にだったり、川沿いに位置していることがおおい。
堤防をひたすら走るコースは気持ちいい。

堤防には桜がたくさん植えてあるから、開花する頃にはまた景色もかわるだろう。
大垣市には桜がウリの景観遺産もいくつかある。
まだ桜はツボミのままだけど。

桜が咲き始めるとまた景観遺産ジョギングがたのしくなりそうだ。
とにかく今は、花粉に負けるな!