恥部をさらすことになるが、世のため人のために身を呈して説明させていただきたい。
■当たり前だけど、よくかんがえて交換しよう
ウィンカーの点滅が速くなる現象というのは、多くの場合ウィンカーランプの玉切れである。
ウィンカーが異常ですよ、とクルマが通告する機能なのだ。
今回、わが家のクルマがその症状におちいった。
そこまではいいでしょうか。
これから失敗談にはいります。
どうやらフロントウィンカーが高速点滅しているようだ。
おかしいな、球切れかな?フロントウィンカーの。
今おもえば、球切れしてるランプが点滅するはずなんかないのに ──
ただ、何の疑いもなく、フロントウィンカー用のランプを購入してきた。
▲ウィンカーまたの名をターンシグナルランプという
カー用品店のスタッフ曰く、「交換はむずかしくないですよ」とのことだったので、自分でとり替えることに。
クルマの取説もシンプルに3行レシピだった。
▲ウインカーまたの名を方向指示機という
うちのクルマの場合は工具要らずで、ボンネットをあけて、ソケットをはずすだけで交換できた。
…が、症状は改善しない。
ん?接触が悪いのか?
なぜ、新品のランプまで球切れ状態になるんだ ──
とかんがえた瞬間、嫌な予感がした。
もしや…と思い、後方へまわりこむと
やっぱり!
後ろのランプが切れてるゥゥゥ!!
そう、後ろのランプが切れてるよ、前のランプが通告していたのである。
何たる失態。
しかたがない。後ろのランプをつけ替えるか…
と、ソケットからリアウィンカーのランプをとり外したところ、
ランプの種類が、ちがァァァう!!
ということが発覚し、今度はリア用のランプを買いに走らなければならなくなったのである。
というワケで、わが家にランプが2種類まいこんできたというワケ。
とんだ茶番だろう。
■あっぷりへんしょん ~前が点滅してるなら後ろが異常、その逆も然り~
結局リアウィンカーを交換し、無事解決したわけではあるが、別のかたが同じ轍をふまぬよう、ここに対策をまとめておこう。
・フロントウィンカーが高速点滅しているとき=リアウィンカーが球切れを起こしている
・リアウィンカーが高速点滅しているとき=フロントウィンカーが球切れを起こしている
※その他、リレーの接触不良や経年劣化、故障の場合もあるそうです
なさけないほどの恥さらしであるが、誰かのお役に立てれば光栄です。
そして、どなたかフロントのウィンカーランプ要りませんか?