アイロンビーズでドット絵コースターを作った。気持ち悪い配色の。
なぜ気持ち悪い色になったかは…ご覧ください。
■コースターとしてのアイロンビーズ
先般の「ドット絵のアイロンビーズ・チャレンジ」は、何か思ってたのとちょっと違う、というのが第一印象だった。
だが、しばらく手元に置いておくと何となく愛着がわいてくる。
ザイオンス効果というのだろうか、それとも「美人は三日で…ブスは三日で…」という心理だろうか。
心理学に疎いぼくが知るよしもないが、いずれにせよ、もうちょっと仲間を増やしたくなった。
その最たるきっかけは、例のマリオやクリボーが「コースターにちょうど良いサイズ」ということに気づいたこと。
そこで、コースターを増やして来客時のおもてなしアイテムにしてみたくなったのだ。
そもそもコースターとして使っていて「熱い飲み物なんか淹れたときに溶けないか」なんて野暮な心配がよぎったが、アイロンビーズは120℃を超えないと溶け始めないようだ。
うちの家族はそんな熱い飲み物を飲むには猫舌すぎるので、気にすることはないだろう。たぶん。
■コースターをつくるにあたってのルール
それはさておき、本題。
コースターとして使うには、縦横比がほぼ1:1の図案が向いている。
よって、アイテム系はほとんどその条件を満たすんじゃないかと思う。
さらに細かく云うと、うちにあるコースターはだいたい10cm × 10cmサイズなので、アイロンビーズ(パーラービーズ)は直径5mmだから、ビーズが20個四方に収まればコースターとして容認できるサイズとなる。
つまり、20 × 20 以内のドットに収まればよろしい。
あと、もう一つ個人的な条件を付け加えたい。
「余ったビーズを使うこと。新しいビーズを買い足してはならない」
これ以上ビーズを増やしたくないから。
色が足りなくなるであろう点については、心を鬼にして目をつむる(←なんか相容れない言い回し)ことにする。
ということで、マリオのパワーアップアイテムを題材にして作った。
まずはスター。コースターだけに。
興が乗ってきたので、次はキノコ。絵的にスーパーマリオ3のを採用する。
異様な配色に、妻からは「毒キノコ!」という罵声が。
ちなみにドット絵の図案はこうだ。
「余ったビーズを使うこと」という制約のせいで、図案とかけ離れた気持ち悪いコースターになってしまったことがよくわかる。
しかし、コースターとしての不足はない。
よく云えば、艶やか。ヴィヴィッド。
■あっぷりへんしょん ~いい歳こいた大人がアイロンビーズを楽しむための3つの工夫~
まさか、齡31にしてアイロンビーズをやることになるとは思ってもみなかった。
人生に誤算はつきものである。
しかし、そんな運命に立ち向かう中で編み出した工夫を最後に3つ挙げて締めくくろうと思う。
(1)ピンセットを使う
これはみんなやってることだろう。
初体験のときに感じたことだが、ビーズの間にビーズを入れる作業が思った以上に手間取る。
特に男の指じゃキツいんじゃないだろうか(そもそも大人の男がやるものなのか甚だ疑問ではあるが、現にここにいるので)。
そこでピンセットを採り入れたことにより、飛躍的に作業効率がアップした。
ギャッツビーのピンセットがおすすめ。
(2)ビーズはあえてピンに立てない
画像で伝わるだろうか。
ビーズをプレートのピンに立てるのではなく、ピンの間に挟んでゆくのだ。
そうすることで、ピンがぶれにくくなる(気がする)。
(3)色は使いたい色だけ手に入れる
アイロンビーズをやる前に、この記事を読んでいただいてるのであれば、助言させていただきたい。
「自分の欲しい色を買って、始めよう」
いろんな色が入ってるアソートセットを買ってしまうと、いろんな色が入ってるがゆえに至極不便である。
欲しい色を探すのも大変だし、欲しい色が足りなくなる可能性もある。
結果、欲しい色がないとこういう不気味な色合いになってしまうのだ。
ぜひこれを反面教師にしてほしい。