息子にとって初の旅行にいってきました。妻おすすめの温泉旅館へ。
「アイデアは移動距離に比例する」とは誰のコトバだったでしょうか。
いいアイデアはえてして移動中とか旅先でふってくるものです。 肩肘張ってメモを準備して、とやってるときはなく、よりによってバカンス状態のときにやってくるのです。
どうやら準備とアイデアは反比例するようです。
曲作りも同じで、いいメロディーがうかんだときにかぎって五線譜とか持ち歩いてなかったりします。
じゃあ、どうするか。
たぶん声にだしてもいいんでしょうが、あいにく私には歌唱力というものがありません。人に聞かれて恥ずかしいと云うよりも、人様に迷惑をかけかねないので、一人のとき以外は頭の中でひたすらリピート再生します。
スマホとか手許にあるなら、自分の声を録音しちゃえばいいです。
ICレコーダを持っていようがいまいが関係ありません。どうせひらめくときはレコーダなんて持ってない瞬間ですから。
でもスマホならたいてい持ち歩いてるという方は多いでしょう。それならレコーダアプリを1つこさえておくだけで賄えちゃいます。
あとは録音した内容をDAWに打ち込むだけです。
私は箱根の温泉でそうやってきり抜けたことがありました。
絶対音感があれば、頭んなかに楽譜を書くこともできましょうが、残念ながら私はそんな才に長けてませんゆえ。
だから「フレームワーク」のお世話になるんです。
【Melody】音程はわからないけどコード進行はF-G-Am系で。
【Tone】楽器編成は基本バンド隊形。ツインリードのギターにストリングスをからめて。
【Rythm】テンポはこれくらい(と体に叩きこむ)。
フレームワークは天才のようにふるまうためのチェックリストですからね。
▼録音する
とにかく歌いまくります。▼フレームワークを使う
スマホなどさえ持ってないタイミングでは、頭の中で反復しまくって脳髄にやきつける方法もあります。もっとも原始的ですが。【Tone】楽器編成は基本バンド隊形。ツインリードのギターにストリングスをからめて。
【Rythm】テンポはこれくらい(と体に叩きこむ)。
▼まとめ ~「音メモ」をする感覚でいい~
というわけで、三回にわたって考えてきた「ノマド作曲術」ですが、結論としては「ツールなどに頼らなければ、いつでもどこでもできる」ってことです。でも「ノマド」って言葉に食いつく人たち(私含め)は、そんなんじゃ納得しないでしょう。
やたらバズワードを使いたがったり、ガジェット好きだったりするので、元来のやり方じゃイヤなんです。
だからせめてDAWとかじゃなく、録音アプリにでもこだわったらいいんじゃないかと思いました。
ちなみに私は最近Evernoteを「音メモ」として使ってます。
▽参考Web
岐阜県奥美濃 秘湯の温泉旅館「神明温泉 湯元すぎ嶋」
岐阜の秘湯。ご家族で是非!