『シンフォニックメタル塾』というのを営んでいた時期がありました。
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▼新しい作曲法
「シンフォニックメタル塾はなぜ自壊したか」という記事にも書いたように妄想が膨らみすぎて、更新が億劫になってしまったのです。
たとえば「バラードのシンフォニックメタル・アレンジ」という企画では、バラードを編曲することで変化を体現しやすい、というメリットを主張していたが、そもそもアレンジが煩雑すぎる(というよりめんどくさ過ぎる)という自分の弱さを容認しきれてなかったことに敗因があり、企画倒れしました。
変化を体現するよりも、アレンジのしやすさを選択すべきでしたね。ってことで、失敗から学んでよりミニマル(最小限)なアレンジを積み重ねていくべきだと考え直したのでありました。
さしずめ、「アジャイル作曲法」です。
▼アジャイルに相応しい「童謡」
では実際、ミニマルなアレンジってどうするのか。
って思っていた矢先に出逢ったのが「童謡」です。
最近、息子のおもちゃやCDで普段聴かない曲を聴くようになりました。
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「シンフォニックメタル塾」では再三パッヘルベルのカノンをフィーチャーしてきましたが、同じ輪唱という点で適当な曲目があることに気づきました。ご存知、《かえるの合唱》です。
この曲、なんとドイツ民謡とのこと。ジャーマンメタルの祖?と根拠もない縁を感じてしまいました。
子どもにも入りやすい童謡だから、アレンジの入門としても入りやすいはず。
こんなシンプルな課題曲は他にないのではないかと思わずにはいられませんでした。
ま、結局やるかやらないかは私次第なんですが。
▼編集後記
ちなみに曲の終盤に出てくる歌詞、正式には「ケケケケ ケケケケ クワ クワ クワ」だそう。私は「ケロケロケロケロ クワ クワ クワ」だと思っていたんですが、皆さん知ってました?