こんな方にオススメの記事
そう、優秀なGARMINウォッチなだけに、突然調子が悪くなると不安になりますよね。
でも、大丈夫。
私がGPS捕捉を復旧させた方法を伝授いたします。
- GARMINの優れたGPS捕捉速度
- GARMINウォッチのGPSが捕捉しない!
- GPS捕捉が必要な理由
- GPS捕捉を復旧させる方法
- GPS捕捉が遅くなる原因
- それでもダメなときは?
- パワーセーブへの移行時間
- まとめ
GARMINの優れたGPS捕捉速度
GARMINウォッチのすごいところは瞬時にGPS捕捉してくれるところです。
以前、他社のGPSウォッチを使ってたこともありましたが、その差は歴然でした。
そんなガーミンでもたまにヘソを曲げてしまうことがあります。
あれ?どうしたの?
と思いながら、しばらくウォーミングアップしてるとそのうち捕捉してくれます。
捕捉が遅くても1kmくらい走ってるうちに検知してくれるのが、 ガーミン。
GARMINウォッチのGPSが捕捉しない!
しかし、なぜかまったく捕捉してくれない日が連続することがあるのです。
捕捉するまでその辺を徘徊するけど、てんでダメ。
あきらめてそのうち反応があるだろうと楽観してると結局帰ってくるまで無反応なこともあります。
とくに寒い時期なんかは悠長に待ってられないので、はやめに見切りをつけて泣く泣くGPSを使わない日が続くことも。
※GPSが無効の場合は内蔵の加速度センサーが計測をします
しかし、さすがにレースが近づいてくると不安になります。
こんな不安定な状態のままスタートラインに立つのか。
GPS捕捉が必要な理由
そもそもなぜGPSを捕捉させないといけないのか。
それは
体感的に1kmあたり30秒くらいずれてる気がするのです。
レースペース走もできなきゃ、閾値走もできません。
いつもと同じコースを走っても、GPS捕捉されていないと距離が短く測定されてしまうのです。
ジョギングするくらいなら許せますが、 とてもトレーニングできるような状況ではありません。
これは、GPS捕捉の復旧が急務です。
GPS捕捉を復旧させる方法
では、どうやって復旧させればいいのか。
試していただきたい方法が2つあります。
- GARMIN CONNECTと同期する
- GARMIN EXPRESSと同期する
それぞれ解説していきます。
1. GARMIN CONNECTと同期する
やりたいのは
手順は以下のとおり。
- スマホの位置情報ON
- スマホとウォッチをBluetooth接続する
- GARMIN CONNECT起動
- ウォッチ側に「転送完了」表示
- あとは神頼み
スマホの位置情報をウォッチ側に連携することで、捕捉が早くなるという理屈だそうです。
私はこの方法で解消できました。
そもそもスマホがGPS検知しない場合は?
GarminConnectでの解消方法を使うためにはそもそもスマホがGPSを正しく検知できている必要があります。
こんな時に限ってスマホもダメなことありますよね。
そんなときは、詳しくはこちらのページをご覧いただきたいですが──
私がよく頼るものに、GPSテストツールなるアプリがあります。
そこで、GPSのリセット&再検知をすると復旧するケースが多いです。
2. GARMIN EXPRESSと同期する
※2020/05/22 追記
その後、GARMIN CONNECTでの同期でも改善しなくなったので、さらに調べてみました。
結果的にGARMIN EXPRESS(Windows PC)と同期をとることで解決したので、その方法を説明します。
アシストGPS機能
そもそもGPSは上空のGPS衛生が発信している電波を受信して、その衛生と端末(この場合、GARMINウォッチ)の距離を算出して位置を特定する仕組みです。
なので、その衛生からの信号をうまくキャッチできないとGPS捕捉が完了しないのです。
そこでGARMINは、いち早くGPS信号をキャッチするために「アシストGPS機能」という機能を提供してくれています。
GARMINのサイトによると、
EPO(Extended Prediction Orbit)ファイルを使用すると、上空にある衛星の場所をGPSで予測し、GPSの取得時間を短縮できます
とのことです。
詳しい仕組みはよくわかりませんが^^;
EPOというファイルを更新することにより、
- GARMINウォッチがGPS衛生の位置を予測能力がアップし
- GPS信号を受け止めるスピードも改善される
という理屈のようです。
参考までにGARMINウォッチのEPOファイルが最新版であるか、確認方法を記載いたします。
- メインメニューを選択します
- 設定を選択します
- デバイス情報を選択します
- 最後のページまでスクロールしてEPOステータスを表示します
このEPOファイルを最新化することでGPS捕捉速度が改善する可能性があるのです。
EPOファイルの更新
下記、「GARMIN Express」を利用した最新版へのバージョンアップ方法です。
詳細手順はGARMIN EXPRESSのサイトを確認いただきたいですが、ざっくり下記の手順で更新できます。
- PCにアプリ(exe.ファイル)をダウンロードする
- インストールする
- GARMINウォッチの電源を入れる
- ウォッチをPCにチャージング(充電用)ケーブルで接続する
- PCにて「デバイスの追加」をクリック
- サインイン(アカウント未取得の場合はアカウントの作成が必須)
- 設定 > 次へ
- プロフィール > 次へ
- 完了と同時にEPOファイルも最新化される
今度こそ、どうでしょうか?
最終的には挫けないメンタル
もしかすると…
- そもそもWindowsにデバイスが認識されず、WindowsUpdateをしたり
- GARMIN EXPRESSのサーバーエラーになりxmlファイルを置換したり
と、環境によっては結構な苦難を強いられることがあるかもしれません。
でも、どうか、そこでくじけないで!
エラーメッセージが出たとしても、この度にググってなんとか乗り越えるんです。
乗り越えたその先には、きっと新しい景色が待ってるはず。
/
— あおやまゆうき🌵非接触型ランナー (@you_key69) 2020年5月22日
GARMINのGPS捕捉スピードを
爆上げさせる方法↗️
\
結論からいうと「PCにGARMIN EXPRESSをインストールして、ウォッチと同期させる」です。
・GARMINには衛星の場所をGPS予測し、信号取得の時間短縮するアシスト機能がある
・同期によりそのソフトウェアが更新される
ぜひお試しあれ😌 pic.twitter.com/TsJhLKGBVe
GPS補完もマラソンも根本は同じだと思ってるので!
GPS捕捉が遅くなる原因
GPSの捕捉の速さは天候や、障害物の有無、前回の測位からの時間によって変動するらしいので、
- 一度捕捉が遅くなってから放置してたり
- 前回と異なる場所/初めての場所で起動したり
するときに捕捉が遅くなることがあるそうです。
そこをGarminConnectアプリで補完してあげると、捕捉しやすくなるんだとか。
それでもダメなときは?
CONNECTもEXPRESSも試したけどダメ。
こうなってらダメ元で、以下も試してみてください。
3. GPSオフ
そもそもGPSがオフになっていないでしょうか?
よく室内でトレーニングされる方はGPSをオフにしてたりするかもしれません。
下記のとおり、アンテナマークに×印は「GPS=オフ」の意味です。
オフになってる場合は、
- メニュー
- アクティビティ設定
- GPS
- オン
に切り換えましょう。
4. 困ったときの再起動
それでもダメなら、ダメ元で「困ったときの再起動」を試してみましょう。
まずは、上記の手順でGPSのON/OFF。
だめなら電源のON/OFF。
5. 工場出荷時設定
必殺
- 全設定リセット
- マスターリセット
という手段もあります。
これは今までのログが消去されたりするので、それなりの覚悟がいります。
マニュアルをよく読んで、自己責任で行いましょう。
6. サポートセンター
まだ 直りませんか。
それでは最終手段、ガーミンのサポートセンターに頼りましよう。
パワーセーブへの移行時間
あと、レース前の準備としてパワーセーブへの移行時間を5分から25分に切り換えておきましょう。
パワーセーブになってしまうとせっかく捕捉したGPSが水の泡。
再開時にまたGPS信号を探すことからスタートしなければならなくなります。
レース前は捕捉してから号砲までの待ち時間があるので、25分に設定しておくと良いでしょう。
手順は下記。
なぜか大きな大会ほど、人数が多いからか、ビルの影だからか、見知らぬ土地だからか、GPS捕捉がいつもより遅い気がするんですよね。
ということで、前もった準備を!
まとめ
日頃は優秀なGARMINウォッチだけに急に調子が悪くなると、こっちの調子まで狂っちゃいますよね。
GPSが捕捉しないときは
- GarminConnectと接続してみる
- GARMIN EXPRESSと接続してみる
- 再起動してみる
- GPSをON/OFFしてみる
- マニュアルを再読してみる
- 初期化してみる
- サポートセンターに問い合わせてみる
健闘を祈ります!