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30kmトライアルをおすすめする3つの理由とペース設定方法

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こんな方にオススメの記事
  • 本命レースの前に最高のピーキングを実現したい

  • タイムトライアルって何それ、おいしいの?


  • そう、おいしいんです!


    来る東京マラソン2020の前哨戦として、2/16に開催される「庄内緑地ロングディスタンス(30kmトライアル)」にエントリーしました。

    • トライアルとは何か
    • なぜエントリーしたか
    • 30kmトライアルの目標タイムはどのように設定するか

    について、解説したいとおもいます。


    どうぞ!



    トライアルとは何か

    トライアルとは「試み、試行」という意味で、マラソンの場合は「試験」という意味合いが強いランニングイベントのことを云います。

    一般に本命レースの目標達成ができるかを試験するチャンスとして参加します。


    たとえば

    • ハーフマラソンの前に10kmのトライアル
    • フルの前に、30kmのトライアル

    というようにマラソンペースで走ってみて、どれだけ脚が残せたか?

    残せなかったならオーバーペースなので、トレーニング不足である等、確認ができるのです。


    しっかりとラップタイムを測ってくれたり、記録証も出たり、給水も用意してくれたりするので、本番さながらに試験することができます。


    もはや模擬試験ですね。ここでA判定が出れば、本命レースへの自信につながります。

    なぜ30kmトライアルを走るのか

    なぜ30kmトライアルを走るのか、それはひとえに──

    大会前の最高のピーキングのために

    です。


    上述のとおり、本番さながらの模擬試験は一人じゃできません。

    トライアルをおすすめする3つの理由

    30kmに限らず、トライアルはいろんな距離設定があります。


    以前、10kmのトライアルに参加したことがあり、これはフルマラソンの前にうってつけだと感じました。

    なので、今回はじめて30kmのトライアルに挑戦してみます。


    私がエントリーした理由=おすすめしたい理由は以下のとおり。

    • 全国各地で定期開催されている
    • 直前までエントリー可能
    • 参加費が破格

    例えば

    今回エントリーした「庄内緑地ロングディスタンス」を例にあげます。

    • 各地で定期開催されておりピーキングに最適
      • 2/16開催なので、3/1東京マラソン前の仕上げにちょうどいいです
      • トライアル後にテーパリングして調整します
    • ギリギリまでエントリー可能
      • 2/16開催で2/2まで受付してくれています
      • 直前まで悩めますね
    • 破格の参加費
      • なんと驚きの2000円
      • 10kmの時ですら2500円だったのに…!

    しっかり記録証も発行されるし、フォロワーさんからの情報だと終了後に全ランナーの順位がメール通知されるそうです。

    コスパ高いですよね。

    目標タイムの設定

    ちなみに、私はVDOTから小目標と大目標を決めます。

    • 45:現時点のVDOT
    • 47:目標とするVDOT(小目標)
    • 49:目標達成のための練習用VDOT(大目標)

    ですが、30kmが一般的じゃないせいか、VDOT毎の30kmのタイムが見当たりません。


    なので、計算しました。

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    VDOT毎のタイムは距離の累乗近似になっているので、ベンリなExcelで算出。


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    平均ペースだとこんな感じなので、4'55/kmから4'35/kmに上げていくビルドアップで臨むことにします。


    目標タイムはわかりやすく、中央値にちかい「2:22'22"」!


    これが達成できればサブ3.5へ大きな自信につながるでしょう。

    今から楽しみです!

    まとめ

    最後にまとめますと、トライアルは

    • 模擬試験になる
    • 最高のピーキングをサポートしてくれる
    • 全国各地で定期開催されている
    • 直前までエントリー可能
    • 参加費が破格
    ということで、本命レース前に特におすすめです!


    トライアルの後は2週間テーパリングして東京マラソンに備えます。

    • 庄内緑地ロングディスタンスまで、あと25日
    • 東京マラソンまで、あと39日

    オラ、ワクワクすっぞ!