ポイント練習の翌日は筋肉痛になりがちですよね。
筋肉痛のとき、休足日にしちゃってませんか?
私は筋肉痛の時こそジョギングをすべきだと思っています。
その理由を3つ紹介します!
筋肉痛の時こそジョギングすべき3つの理由
- 筋肉痛がほぐせる
- 痛みがある部位を点検できる
- 痛まないフォームを模索できる
筋肉痛がほぐせる
筋肉痛になった部位は完全に休ませずに、少し動かした方が治りも早まります。
放っておくと筋肉が強ばってしまい余計に運動を再開しづらくなってしまいますからね。
即効性があるので、おすすめです。
痛みがある部位を点検できる
筋肉痛を抱えたまま走ると、意外と痛くなかったり、ある一部分だけが痛んだりします。
そういう箇所をじっくり探りながらジョグしてみてください。
ふくらはぎや前ももの痛み
ふくらはぎや前ももが痛いのはNG。
ブレーキをかけて走ってしまっています。
- お腹を高い位置で保ち
- 前傾姿勢で
- 肘を引き
- 腿を上げて
- 肩甲骨を締めて
走るように心がけましょう。
脛や腿側面の痛み
がに股になっていると脛(すね)や腿の側面に負荷がかかり、痛みを伴います。
力のベクトルが左右に散ってしまっているので、エネルギー効率も良くないですね。
一直線上に足を運ぶことを意識すると、分散されていたパワーが一点に集中できてスピードアップが期待できます。
意外と猫背だからというのも原因として考えられるそうです。
膝やくるぶしの痛み
一方、膝やくるぶしなど、関節系の痛みはヤバいです。
休足しつつ、フォーム改善につとめましょう。
大きな骨を使って走るイメージができるといいですね。
たとえば、下腿だったら細い骨(腓骨)ではなく、太い骨(脛骨)に体重を乗せる。
そんなイメージです。
お尻やハムストリングの痛み
臀部(お尻)や股関節、ハムストリングが痛いならOK。
前へ進むための大きい筋肉が使えている証拠です。
痛まないフォームを模索できる
前述したように、前腿が痛いのはブレーキがかかっている証拠。
裏を返せば、筋肉痛の前腿が痛まない走りができれば、ブレーキなしで(アクセルを踏んで)走ることができるようになったことを意味します。
これは筋肉痛であることが、敏感なセンサーを携えていることと言い換えられるでしょう。
チャンスなのです。
私にとっては「肉離れ」が大きな転機でした。
肉離れの最中、ふくらはぎに負担の少ない走りを追求し、フォーム改革ができました。
再度、申し上げますが、
- お腹を高い位置で保ち
- 前傾姿勢で
- 肘を引き
- 腿を上げて
- 肩甲骨を締めて走る
これで、改善できました。
注意点
ムリは禁物
生活に支障を来すような痛みの場合は休足しましょう。
痛みをかばいながら走って別の部位をケガさせてはいけません。
本当に酷ければ病院で診断を受けた方がいいこともありますからね。
フォームへの意識
ジョギングだからといって、テキトーに走ってはいけません。
過去の私はジョギングをナメており、肩こりや有痛性外脛骨が発症しました。
徐々にフォームを見直しながら再発を防ぐことはできましたが、ゆっくり走るときこそ理想のフォームで走れているかをチェックしたいですね。
しつこいようですが、
- お腹を高い位置で保ち
- 前傾姿勢で
- 肘を引き
- 腿を上げて
- 肩甲骨を締めて走る
これです。
動画
というのを動画でも解説していますので、箸休めにどうぞ。
まとめ
筋肉痛の時にジョギングすることで、
- 筋肉痛がほぐれ
- フォームの問題点をあぶり出し
- より良いフォームへと革命できる
というメリットがあるのです。
ジョギングは奥深い。
ただし、筋肉痛になるほどのポイント練習をしっかりやることが大前提になりますが。
“No pain, no gain”ですからね。