こんな方にオススメの記事
今日はそんな悩める子羊さんに対して、わたしは何を提供できるかというお話です。
きっかけとなったツイート
最近、思うことがあり下記のようなツイートがものすごく刺さりました。
厚底だ薄底だ、フォアフットだヒールストライクだカーボローディングしたかしないかどれだけご飯食べたか、ウェイトしたか、練習積んだかレースで繋いできたか、、、論争なんてどうでもいい。自分が信じたものを貫く。いいものを得ようとすることは大切、でも周りに流されることは違う。
— 下門美春 (@miiiiiha0424) 2019年9月23日
本当に先人たちのいう通りでいいのか?と。
あと初心者レベルとランナーへの効果と競技レベルのランナーに対する効果を一緒にしてはいけない。
— 村澤ちひろ (@murachi1205) 2019年9月25日
初心者は何をやるかよりもどうやって続けるかの方が圧倒的に重要。
これには激しく同意しており、わたしの意見は以下のとおり。
こういう指摘こそ大切にしていきたいですね。
— あおやまゆうき@10/13お市マラソン (@you_key69) 2019年9月26日
体力もレベルも千差万別
発言に説得力のある人はそれなりの経験者
それを鵜呑みにして真似るとケガします。
殊、ランニングにかけては真似できそうと勘違いしやすい
日々自分にあったやり方を模索・継続しよう😌
色々試せるのがランニングのいいところ https://t.co/a1ygDzDxjc
💪勇気をもらえるツイート
— あおやまゆうき@10/13お市マラソン (@you_key69) 2019年9月26日
もちろん原理原則はあるけどアプローチの仕方は体力や体格によって変わっていい。
「みんなちがって、みんないい」
私自身ちょっと情報にふりまわされて頭でっかちになってたので、原点回帰して愚直に走り込みたいと思います。
色々試せるのがランニングの楽しいところ😌 https://t.co/t1L91MC85R
「キロ4分までのペースなら、かかと接地の方がランニングの効率性が良い」
— あおやまゆうき@10/13お市マラソン (@you_key69) 2019年9月21日
と云うようなレベル別の助言はありがたい。
ランニング本に書いてあるような
✔️ネガティブスプリット
✔️クロストレーニング
とか、本を書けるレベルの走力がある人が云ってること。
それを検証して改善できる人が成長する😌 https://t.co/a1K7jvlMor
これって特にランニングに顕著な悩みなんじゃないかと。
プロと同じステージに立てるマラソン
ランニング(マラソン)ほど素人がプロと同じ本番のステージに立てる競技はないと思います。
大きな大会に出場された経験のある方はわかると思いますが、自分たちが走ってる対向車線を招待選手たちが折り返してくるのを観戦できることがあります。
すると、同じ大会に出ているのにも関わらず、異次元にいるような、ついこっちが「がんばれー」と応援してしまう不思議な局面にでくわすことがあります。
ホントは自分のほうが頑張らないといけないのに。
それもマラソンの醍醐味ではあるのですが、同時にそれだけ素人がプロの真似事をしたつもりになりやすいスポーツでもあります。
ここが落とし穴なんですよね。
殊、ランニングにかけては上級者の真似ができそうだと勘違いしやすいんです。
アイテムとかテクニックを真似れば速くなれると錯覚してしまう。
ホントはレベルに見あったシューズを履いたり、 走り方をしたり、練習をしないと故障してしまうんです。
でもビギナーほど、何を信じていいかわからない。
だから日々模索して、検証して、取捨選択して、もがくしかない。
そんな色んなアプローチを試せるのは、ランニングの楽しみのひとつなんですが。
実績と再現性はイコールじゃない
皆さんご存知のとおり、ランニングのトレーニング方法ってのはメチャクチャたくさんあります。
厄介なのはどんなアプローチを信じていいのかわからなくなること。
往々にして、速くて実績のある人、権威のある人のノウハウが取り沙汰されたりするじゃないですか。
あたかも実力者のやり方が正攻法だと喧伝されやすい。
でも、それってそこまで実力のある人のノウハウだと思うんです。
昔から陸上競技をがんばってて、駅伝目指して、長距離に転向したみたいな人と、30代でメタボぎりぎりで、ヤバってなって、運動と無縁だった人がダイエットのために走り始めるのって、アプローチの仕方がぜんぜん違うはずですよね?
体型も体質も体力もみーんな違うんだから、決して実力者のやり方を鵜呑みにしてはいけないとおもうんです。
みんなちがって、みんないい
たとえば、私の同僚(50代)はもともと陸上をやっていたランナーがいます。
彼は、週末に20~30km走る程度なのですが、ハーフはサブ100、フルはサブ4レベルです。
一方、私(36歳)はほぼ毎日走っていますが、彼になかなか追いつけません(ハーフは今年4月に初めて勝った)。
- 同僚(50代)
- 週末20~30km
- ハーフ サブ100, フル サブ4
- 私(36歳)
- 平日はほぼ毎日(閾値走5kmとSITを交互に)
- 週末 20km前後
- ハーフ サブ100, フル サブ4.5
いわゆる素地がちがう、というやつです。
素地が違うと練習内容もちがって当たり前なのです。
「みんなちがって、みんないい」
もちろん先天的な能力にも差はあるとおもいますし、努力次第で一定のレベルに上がれるともおもいます。
ホント、千差万別。
だから、その時々に応じた練習をしなければなりません。
たとえば
- ランニングエコノミー
- Vo2Max
- 酸素代謝閾値
とか原理原則はあるけど、それらを底上げするアプローチの仕方は十人十色のはず。
ストイックにやりたい人もいるだろうし、楽しくゆるくなりたい人もいるだろうし、効率性重視の人もいるだろうし。
自分は人とは違うことを認めることから始めよう。
何をすればいい?
じゃあ、具体的に何をすればいいのか?
それははっきり云って正解はありません。
というより、「正解を探す旅に出ること」が正解かもしれません。
今の自分に合ったトレーニング方法を模索し、実践して、検証していく。
それが自分に合ってれば続ければいいし、合ってなければ次を探す。
何度もいいますが、色々試せるのがランニングの楽しいところなので。
私にできること
なんだ、結局答えはないのか──
そう気を落とさないでください。
今わたしにできることは自分が速くなることもそうですが、皆さんに「ランニングにはこんなにたくさんの選択肢があるんだよ」という可能性を示すこと。
それを己のカラダを使って検証して、結果を広めること。
まだサブ4を達成できてない今だからこそ、 ビギナーの皆さんへ伝えられることがあるとおもっています。
なので、極端な話、私の考えすら鵜呑みにしていただかなくて結構です。
信じるのは己のみ!
うまく周りを活用して成長しよう!
という注意喚起のお話でした。おやすみなさい。