昨日、名古屋ランニングクラブ主催の「サマーランナーズトライアル 2019」に初参戦してきました。
トライアルは目的に合わせてうまく活用すべき!と感じたので共有します。
- サマーランナーズトライアルの概要
- トライアルとは?目的は?
- 参加しやすいトライアル
- トライアルの目的
- サマーランナーズトライアル 2019 vol.1
- 注意点
- あっぷりへんしょん ~メリットを最大限に活かそう~
サマーランナーズトライアルの概要
今回参加したのは「サマーランナーズトライアル 2019 vol.1」でした。
- とき:2019年6月30日(日)9:00~
- 場所:庄内緑地公園(名古屋市西区)
- 参加料:2,500円
庄内緑地公園の外周(サイクリングコース)を4周ちょっとまわって10km走るタイムトライアルです。
詳細は後述します。
トライアルとは?目的は?
トライアルとは「試み、試行」という意味です。
「試行」というだけあって、自分の現在地を“試す”いい機会となります。
- ハーフマラソンの前に10kmのトライアル
- フルの前に、30kmのトライアル
というように、本レース前のマイルストーン(進捗確認)として利用するのがいいです。
かくいう私も、 来る秋シーズンのハーフをサブ90するためにトライアルへ参加することに決めました。
参加しやすいトライアル
参加を決めるにあたって、トライアルへの参加はハードルが低く、間口が広いように感じました。
開催場所
まず全国各所、いろんなところで開催されています。
なので、遠征せずともわりと近場で参加できたりします。
開催・受付時期
場所もさることながら、時期もシーズン問わず開催されていますし、頻度もかなり定期的です。
主催者によっては月1ペースで開催されていますよ。
受付期限が1ヶ月前から2週間くらい前までのところもあり、かなり直前までエントリー可能です。
3か月以上前までにエントリーしなきゃいけないレースとは大違いですね。
思い立ったらエントリー!ということができます。
費用・決済方法
費用はレースの半額以下(2500円)。
決済方法もPaypalであっさり。
クレジットカード情報の入力が省略できるのでかなり簡素です。
トライアルの目的
初参加してみて、トライアルの主催者側も「ランナーにマイルストーンとして積極的に活用してもらえるように」よく工夫されていることを知りました。
- 現在地を知るために
- 上を目指すために
- 楽しむために
現在地を知るために
レース本番とは違えど
- ライバルたちと一緒に
- 給水あり
- 声援あり
- ICチップ計測あり
という環境では普段のトレーニングではなかなか走れません。
アドレナリンも出ます。
そんな状態で、いま自分がどれだけ出せるのか、確認するにはうってつけのイベントだとおもいます。
上を目指すために
より速くより遠く走れるように走り方のクリニック(指南)を開催したり、ストレッチをしてくれたりします。
今回は、雨天により省略されてしまいましたが。
楽しむために
10kmだけじゃなく、5kmやファミリーランなど、ビギナーや子どもたちにも走る楽しさを知ってもらうために、いろんな企画が催されています。
やっぱりランニングの根本は“楽しむこと”ですからね。
来月(7/28)も夏休みランとして、庄内緑地公園で開催されるそうですよ。
サマーランナーズトライアル 2019 vol.1
今回のトライアルについてすこし詳らかにします。
受付票
開催日の1週間くらい前に、自宅に届きました。
庄内緑地公園
場所は庄内緑地公園。
実家に前日入りして乗りこみました。
▲なつかしい!庄内緑地公園に来るのは小学校の遠足以来かも
1周2.3kmの外周コースを走ります。
2.3km×4周(= 9.2km)では10kmに満たないので、ゴール地点の800m前からスタートします。
地下鉄を下りてスグなので、アクセスがいいのもありがたいですね。
会場
公園の南側にある芝生広場が受付会場です。
ゼッケン
当日、受付で引き換えとなります。
同封された安全ピンで留めるタイプです。
穴が空いてないので、ランナップは使えません。
参加賞
参加賞という考え方ではないと思いますが、ゼッケンと一緒ににスポーツドリンクがもらえます。
荷物が減らせるので、ありがたいです。
タオルとかTシャツはないので、持参すべし。
更衣室
5つほど用意された簡易テント更衣室になっています。
できるだけウェアは着込んでおいたほうがいいかもしれませんね。
荷物置き場
受付近くのブルーシート上に置きっぱなしになるので、セキュリティに保証はありません。
まわりに常に人はいますが、完全に自己責任で管理です。
もともと雨対策で45Lのごみ袋を持っていきましたが、自分の荷物を明確にするためにも持参して正解だとおもいます!
トイレ
トイレは園内のいたるところにあるので、安心でした。
公園管理上、トイレットペーパーはないそうです。
結果
ちなみに、結果は──
- タイム 42'57"
- ペース 4'18"/km
- 順位 5位/40人中
目標のav415は達成ならず!
脚力はだいぶ残せていましたが、心肺が追いつきませんでした。
あとこれは…
- フルマラソン予想タイム 3:01'15"
何を根拠にヾ(゜0゜*)ノ?
以下、すこし反省点です。
腹筋
5km付近から腹筋が痛くなってきてしまいました。
あきらかに筋肉痛です。
前日の筋トレは控えておくべきでした。
高温多湿
雨上がりの夏日は帽子はむれるし、緑道でのサングラスは視界がわるくなってしまいます。
こういうときは、サンバイザーの出番かもしれません。
順位
今までレースで順位というものを意識したことがありませんでした。
- ●万人中▲千位
- ○千人中△百位
と云われてもピンと来なかったんです。
でも、今回のように
- 40人中5位
だと、「ああ、上位12%くらいなのね」とイメージしやすくなります。
トライアルの「現在地を知る」という目的はこういったところにも反映されるんですね。
3位までの人たちが表彰台で表彰されているのをみて、あと少しだったんだ!とモチベーションが上がりました。
注意点
トライアルはアットホームな雰囲気で楽しいので、たくさん参加したくなります。
ただ、あくまでトライアルは「進捗確認」です。
トライアルに出ることが目的にならないよう、目的はレースでの目標達成であること、と自分を律しましょう。
フルの前に一本、ハーフの前に一本、というくらいがいいんじゃないでしょうか。
やりすぎは本末転倒になっちゃいますからね。
あっぷりへんしょん ~メリットを最大限に活かそう~
最後にまとめます。
今回、トライアルにはじめて参加してみて
- 上を目指すランナーにとって
- 参加しやすく
- コスパの高い
イベントであることがわかりました。
大きい大会の前に。
ガチレースの前に。
うまく、効果的に活かせるといいですね。