人前に立つのが苦手でも、マラソンなら続けられるかもしれません。
なぜなら、人目が気にならないから。
人前が苦手
人前に立つのが苦手です。
練習ではできているつもりでも、本番では観客の目が気になってしまい、成果を発揮できずに撃沈したりします。
ギターも練習するのは楽しいし、弾けなかったパッセージが弾けるようになったり、陶酔してしまいそうなフレーズが浮かんだときの喜びはひとしおです。
でも、人に披露するのは苦手なんですよね。
学会とかもそうでした。
研究内容はおもしろくて楽しんでやっていましたが、いざ発表となると逃げ出したくなります。
できることなら目立ちたくない。
名字が「あ」から始まるゆえのトラウマ?コンプレックスだったのかもしれません。
いつも一番に呼ばれるプレッシャー。
われわれ“あ行”の宿命ですが、さっそく長男(6歳)も卒園式でその洗礼を受けていました。
卒園生代表で舞台に立たされていたのです。
ランニングは人目が気にならない競技
幼稚園や学校だけにとどまらず、部活動やサークルも例外ではありません。
たとえば、サッカーで自分にボールが回ってきたり、野球で自分の打順になったとき、観客の視線を一手に浴びることになります。
ああ、あの緊張感…恐ろしい。
で、ふと思ったのですが、ランニング(特にマラソン)って人目がぜんぜん気になりません。
なぜでしょうか?
(1)参加人数が多い
マラソン大会は数千~数万人で走るので、自分一人が注目を浴びることはありません(よほどの招待選手でもない限り…)。
人目が分散されるので、自分自身のことだけに集中しやすくなります。
(2)観客の目線
仮に、人口密度が低いコースを走っていたとしても、人とすれ違うのは一瞬です。
人目を気にしている余裕がありません。
(3)サングラス効果
あと、人にもよりますが、私の場合はサングラスをかけて走るので、ある種仮面をかぶっているような状態になります。
その時だけは別人格の自分が憑依しているので、人目が気になることもありません。
あっぷりへんしょん ~苦手やコンプレックスがカバーできるランニング~
ちょうど1年前の今日「ガリガリの人ほど走るべし!」という記事を書きました。
人前が苦手でも気にならないマラソン。
大会に何回も参加し、走ることを続けられているのは、私の苦手やコンプレックスに臆せず実践できる競技だからかもしれません。