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マラソンに携行すべき補給食を再考する


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皆さん!


足りないモノ、補給してますか?


以前、マラソンに携行すべき最強の補給食を考えたことがありました。


あれから10カ月。


補給食について考えて続けていたところ、 もっと奥深いものであることに気づきました。


今回はさらに別の視点を加えて、マラソンに携行すべき補給食を選定しなおしたいとおもいます!

 

 

走っていて足りないと思うことは?


補給とは、「消費・損失などで不足した分を補うこと」です。


何が足りないかは日頃のトレーニング(特に強度の高いスポット練習など)で、体感するところから始まります。


私の場合で恐縮ですが、例えばトレーニングで30km走ったとき、

 

  • 空腹
  • 筋力低下
  • 足の攣り(こむらがえり)


を感じます。


なので、

 

  • 空腹を補うために、糖質(マルトデキストニン)を摂ろう
  • 筋力低下を補うために、アミノ酸(BCAA)を補給しよう
  • 足が攣らないように、ミネラル(ナトリウム、マグネシウム、カルシウム)を摂ろう


という発想に至ります。


じゃあ、それを補える補給食を持っていけばいいか?


いえいえ、ちょっと待ってください。


それは、早計です。

 

 

エイドできる補給


確かにトレーニング中はエイドがないので、自ら携行するしかないのですが、レース本番はエイドステーションで補給できたりします。


エイドでは、空腹や水分不足に対する補給食が充実しています。


なので、運営側に頼れる部分は頼り、それ以外を持参して“補う”といいとおもいます。


それ以外の部分、たとえば筋力低下やミネラル不足(痙攣)はエイドだけでまかないきれない可能性があります。


なので、エイドで足りない補給食を持参して補うのが正しいです。


エイドに水があるのに、水をかついで走るのは負担が大きいだけですもんね。


ただ、非公認のマラソンだと給水所の数やエイドステーションが少なかったりします。

 


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▲袋井クラウンメロンマラソンは給水所は8ヵ所ありますが、エイドステーションは2ヵ所しかありません


その点も考慮に入れておいたほうがいいでしょう。


大きな大会では、参加案内にエイドの位置(km地点)や配給される食料・飲料が丁寧に記載されていたりするので、参考にするといいですね。

 

 

何を補給食で補うか?


じゃあ何を補給食として携行すればいいかというと、

 

  • 自分の走りに足りないもの
  • 且つ、エイドの補給でも足りないもの


が、答えです。


よって私の場合は、

 


を持参すべき、となります。


よって、以前比較検討した表に

 


も基準に追加して、補給食を再選定したいとおもいます!


後編に続く