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ランニングウォッチを過信してペースを乱してしまわないための2つの注意点

皆さん、ランニングウォッチ使ってますか?


走り慣れた方なら、たいていは使われてるとおもいます。


ペースや距離、ときには時刻を気にしたりと、あるとないとでは安心感が違います。


確かに便利です。


でも、過信してはいけません。


そう戒めるのには根拠があります。



ラソン大会の表示距離とズレた経験


わたしはランニングウォッチにGARMINの230Jを使っています。


GPSを使って1kmごとに通知をしてくれるのですが、どうもマラソン大会で1kmごとに設置されている案内板よりも早いタイミングで1kmを通知する傾向にあるのです。


早いタイミングで通知されるということは、ランニングウォッチが実際よりも速いペースで走っていると誤認識していることになります。


それを鵜呑みにすると、どうなるか。


早い段階でエネルギーを消耗し、後半のペースダウンを招きかねないのです。


ハーフマラソンでもそれなりにズレる印象ですが、フルマラソンでそのズレは致命傷になり得ます。


少しのズレが蓄積して、後々カラダに重くのしかかるのです。


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東京マラソンの計測結果は、4:55:26で44.96km走ったことになってしまっている…



GARMINGPSなので精度は高いはずですが、どうもマラソン大会のように人が集中する場所ではズレがちな気がします。


今回は、できるだけそのような事態が避けられるよう、鵜呑みにしないよう、注意すべき点を2つあげておきます。



ランニングウォッチを過信してペースを乱さないための2つの注意点

(1)GPS補完が完了していること


GARMINのすごいところは、電源をONにしたらすぐ、GPS補完が完了することです。


このスピードは他の追随を許さないようです。


ただ、たまにGPS補完が遅れることがあります。


本番の日に限ってそうなったりします。


GPS補完がされないまま計測を始めてしまうと、精度が低いままペースを計算するので、信頼度まで低くなります。


できるだけ早めに電源ONしておき、準備万端の状態をスタートを迎えたいですね。



(2)距離をマニュアルで微調整すること


たとえGPS補完がされたとしても、走っているうちにGPS計測しにくい地点があったり一時的に途絶えてしまう区間があったりして、どうしても計測にズレが生じてしまうことがあります。


それは仕方がないことです。


もし、大会側の距離表示とランニングウォッチの距離通知がズレてしまったら、計測をキリのよい距離で一時停止して、大会の距離表示にあわせて計測再開するなど、手動で調整しましょう。


ズレたまま走り続けるより、だいぶ安心感が取り戻せます。



あっぷりへんしょん ~最期に信じれるのは己の身~


本当はカラダがペースを覚えてるとベストです。


でも、ほとんどの人にとってそれは難しいことです。


その点はうまく道具を使ってカバーしたいですが、道具に振り回されてはいけません。


最終的に信じれるのは己である。そういうことです。