景観遺産のラスボス、円興寺を詣でてきました。
ジョギングで。
どうぞ!
円興寺は大垣市景観遺産のラスボス
まず、なぜ円興寺がラスボスなのかという点について説明したい。
それは大垣市の景観遺産マップをみればあきらかになる。
円興寺はこんなところにあります!
まさに大垣市の最果てにある。
ふつうラスボスって最果てにいるだろう。
だから、円興寺はラスボスなのだ。
もちろん、最果てにあるのでたどり着くための体力、アイテムそして使命感が必要とされる。
わが家から円興寺まで7.4km。
往復約15kmだ。ちょうどいい。
相手に不足はない!
景観遺産ランナーとしてラスボスを成敗するぞ!という野心を胸に、床についた。
いざ、出陣!
床についたが、ワクワクして眠れない。
遠足の前日状態である。
で、やるかたなくYouTubeで明日香チャンネルをみてすごす。
最近のお気に入りです!
そうやって知らぬ間にまどろんでいたら、朝が来た。
ワクワクのせいで5時台にめざめてしまったので、
日の出とともに出発する。
過去に景観遺産ジョギングでは青墓の白鬚神社までは行ったことがある。
でも、今回の円興寺はさらに北上した、垂井町との市境にある。
白鬚神社をこえ、みたことがない風景を眼前にとらえた途端、ゾクゾクっとする。
これは旅の醍醐味にも似ている。
東海道本線をまたいで、
道標を確認。
そしてたどり着きました、円興寺!
いよいよ、ラスボスとのご対面である。
#53 円興寺
ラスボスバトルの前に案内板を読む。
攻略のヒントがあるかもしれないので。
「最澄が(中略)山頂に創建し」とある。
なぬ!?最澄だと?
伝教大師のことである。
[http://you-key69.hatenadiary.jp/entry/2017/01/22/235822:title=先日の湧き水めぐりでは、弘法大師(空海)が大垣に立ち寄っていたことが発覚した]ばかりである。
まさか、空海につづき最澄までとは、大垣も捨てたもんじゃない。
しかも、御本尊は伝教大師みずからが刻まれた木彫りの観音像だというではないか。
これは一見の価値ありである。
オラ、ワクワクすっぞ!
と、昂らせたところで申し訳ないが、突如としてそのきもちをへし折られる羽目にあう。
▼左下に注目
「一般公開していません」だと!?
がーん。
伝教大師みずからが刻まれたという観音像は拝見できないらしい。
まあ、いい。
観音=Goddessということは学べた。
肝心の本道はごらんのとおり。
ラスボスというほど豪奢なつくりではないが、紅葉の時期はモミジの赤、イチョウの黄、クスノキの緑の対比が美しい景勝らしい。
また季節をあらためて訪れたい景観遺産である。
もちろん、こいつもGETだぜ!
やったね。
あっぷりへんしょん ~現場を訪れないとわからないことがある~
景観遺産や湧き水、神社に走りにいくときは、たいてい場所くらいは調べていくが、そこに何があるのか、何故あるのかということはとくに予備知識なく行く。
すると、行ってはじめて知ることがよくある。
今回も、境内に設置された案内板で ──
跡地?!
跡地って何?
今度はそっちも行ってみたい!
と、こうなる。
調べてみると円興寺は幾度となく焼失にあい、場所を移転しているらしい。
これ、事前にしらべて知っていても、そっちに行きたい!とはならなかっとおもう。
現地で知るのはインパクトがつよい。
より印象にのこるので、次のアクションにつながりやすい。
ということで、今後も予備知識なく走りつづけたいとおもいます。