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【DIY】チャンネルサポート(棚柱)で本棚をつくる #4

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今回は棚板の選定です!


どうぞ。


棚板をゆがみにくくすには?

棚板にふさわしい素材というのを、ずーっと探しつづけていた。


というのも、本棚の棚板ってしばらく使っていると、重みでゆがんでしまう。


以前うちでつかっていた本棚には厚さ10mm程度の化粧板がつかわれていたが、600mm程度の幅だったのに見事にゆがんだ。


5年くらい使ってたのかな。


その経験から、棚板がゆがむのを回避するには4つの方法があるとおもっている。


・棚板の幅を短くする
・棚板にのせる本を減らす
・棚板の厚さを増やす
・棚板をゆがみにくい素材にする


そしてそれぞれ、できる/できないがある。


その中から現実的な手段をえらぶしかない。



現実的な策は?

今回、棚板の幅は壁下地の幅に依存してしまうので、幅はせばめれない。


壁下地の幅にあわせて835~840mmの幅ですでにチャンネルサポート(棚柱)をとりつけ済みである。


では、乗せられる本の数は?


減らせる!


というより減らしたかった。


以前の棚板は、前後に本が収納できるように奥行が300mmほどあった。


だから前列に文庫本、後列に単行本というような置き方ができた。


できたんだけれど、そのせいでたくさんの本を乗せることとなってしまい、結果的に棚板がゆがんでしまったのだ。


だから今回は本は1列しか並べられないようにしたい。


200mm以下にしたい。


何よりその方が奥行を多くとらないので、圧迫感もないし部屋も広く使えるのである。


加えて棚板も厚くしたいと思っていた。


感覚的にだが、20mmくらいはほしい。


20mmあれば、なんとなくしっかりした棚板だなという印象があった。


これはもう直感的なものなので、根拠はない。


で、最後に。強そうな素材であること。


調べればもちろん、タモだったりウォールナットだったりと強そうな素材はたくさんみつかる。


でも、いかんせん、お値段がはるし、そもそも棚板自体が重いのだ。


棚板が重いとどうなるかというと、それを支えるブラケットだったり、チャンネルサポート(棚柱)が耐えられなくなり、最悪の場合、柱ごと崩れおちる。


ただでさえ本が重いのに、棚板も重いのではさすがのチャンネルサポートもサポートしきれないかもしれない。


そのあともまだまだ紆余曲折あったが、(話すと長くなるのでいっきに割愛するが)結果的におちついたのは「SPF」である。


SPFとは

SPFとは、Spruce(エゾ松)・Pine(松)・Fir(モミ)のことで、要するに松の仲間である。


SPFの何がいいって、手軽にホームセンターで手に入ることである。


また、SPF材はやわらかく、加工しやすいのでDIYにはもってこいである。


その反面、腐りやすく反りやすかったり白蟻に侵されやすかったりと欠点も多いようであるが、それは屋外利用での話


乾燥した屋内では、そこまで神経質になるほどではない(ようである)。


そして、ワンバイエイト(1 × 8)材なら、規格も決まっているので幅だけカットすればいい


ワンバイエイトなら奥行は184mm、厚さは19mmと決まっているので、あとは幅を好きなように調節すればいいだけである。


理想の本棚にはちょうどいいサイズ感である。


当初はネットで注文して指定のサイズにカットして、あわよくば塗装なんかもしてくれたりするサイトに頼もうかと企んでいたのに、ぜんぜん見当たらないのだ。


だからもう自分の足で買いにいってしまおうと、ホームセンターの在庫を買い占めたのである。


といっても6フィートが2本と、3フィートが1本しかなかったが。


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すみません。こだわりポイントだったのでつい長々と話してしまいました。


続きは次回!


棚板を切り出していきます。