ママチャリは日本の宝である。
荷物も運べるし、そこそこの悪路でも何のその。
唯一の欠点といえば「重いこと」くらいである。
一方のロードバイクやクロスバイクをはじめとするスポーツ系バイクは速さを追求し、ママチャリの欠点である「重さ」を解消している。
20kgちかくあるママチャリの、半分くらいの軽さなのだ。
ただ、スピードをもとめるあまりに、パンクしやすかったり泥はねしやすかったり、カゴがついていなかったりと、普段づかいを考えると不便ではある。
この両者の長所を欠点をうまいこと補いあうことができれば、それこそ発明なんじゃないか。
今日はその第一弾である。
ママチャリ風のロック(鍵)をクロスバイクにつける
まず結果から云いうと、クロスバイクにもママチャリ風のロック(鍵)が装着できたので、そのやり方を説明したい。
と云ってもむずかしいことは一切しておらず、用意するのはこれだけ。
▲パッケージに書いてあるとおり、クロスバイクやMTB用のリング錠です
GORINのVブレーキ用リング錠である。
たいていのクロスバイクはVブレーキであるが、念のため確認してから購入するといい。
Vブレーキ用とあるが、カンチブレーキでもつかえる。
ロードバイクに多い、キャリパーブレーキには対応していないので注意が必要だ。
僕のシルヴァF24はVブレーキなので、もちろん使えた。
取りつけ方はかんたんで、以下の3ステップのみである。
(1)ブレーキのネジを外す
(2)ブラケットを取りつける
(3)リング錠を取りつける
以上である。
GORINリング錠の唯一の欠点とは?
ロック本体を持つと重いが、その重さからは堅牢性をかんじられるのでむしろ安心ですらある。
ロックを装備した状態で走ってみても、違和感はかんじられないのでそんなに軽さに支障はないとおもえる。
ただ、気になるのは“鍵”である。
鍵がダサい。
というか何かひ弱である。
もうすこし出してもいいから、ディンプルキーとかにしてくれたほうが、安心感はある。
まあ、お値段が手頃というのはメリットでもあるんだが。
気になる方は鍵式ではなく、ナンバー式のものを選ばれるとよいかもしれない。
あっぷりへんしょん ~クロスバイクの欠点はママチャリでカバーする~
クロスバイクをママチャリに寄せてみる企みではあるが、そもそもシルヴァF24は、パンクガード付きのタイヤだったり、ギヤガードで裾汚れが防止できたりと、純正装備の時点でかなり、クロスバイクの欠点はカバーされている。
それでも、やはり不便なところがあるので、どんどんママチャリに寄せて、最強の通勤用自転車というものに近づけていきたいとおもいます。