Q.この一歩とび抜けた製品はなんでしょう?
たかが自転車用ライトの選定ですが、大まじめに研究して、もっともコストパフォーマンスが高いライトにたどりつきました。
どうぞ。
人として自転車用ライトは点けなければならない
先日クロスバイク「シルヴァ F24」を買った際にご報告したことだが、クロスバイク用のライトがほしい。
シルヴァが初期装備しているライトは“とりあえず”の申しわけ程度だからだ。
自転車にとってライトは重要である。(そもそも無灯火は道交法違反である。)
暗がりの道路でライトがついてないと、相手も自分も怖いからだ。
その視認性もだし、相手に存在を認識してもらうための被視認性というのも大事である。
とくに今のような時期は17時台に日がおちる。
僕の通勤経路はほぼ、田んぼの畦道である。
街灯なんかほとんどない。
にもかかわらず、今の通勤用ママチャリはガタが来はじめていて、たまにライトが瞬断することがある。
その瞬間おそってくるのは恐怖である。
一瞬前が見えなくなるのだ。
こわすぎる。
そんな経緯もあり、新しいクロスバイクではそんな恐怖体験をしなくてもいいよう、ライト選びは慎重におこないたいとおもっているのである。
ライトに必要なスペックは?
ライトに求める性能は人それぞれであろう。
住んでる街の街灯だったり、継続利用時間だったりに左右される。
僕の場合は、完全に通勤用なので、
・通勤経路に街灯はあるか?
・何時間程度、使いつづけられるべきか?
・予算は?
というあたりが基準になってくる。
そこで、みちびきだした希望スペックは以下のとおりである。
・明るさ: 100~300ルーメン
・持続時間: 3~6時間
・価格: 3000円前後
明るさ
いろんなWebサイトでしらべたところ、明るさは街灯があれば100ルーメンで足りるが、街灯ないなら最低200ルーメン、欲をいえば300ルーメン以上ほしいとのこと。
僕の通勤経路は街灯のない田んぼの畦道を約5割がしめているので、ぜひとも300ルーメンはほしいものである。
持続時間
持続時間は最低でも2週間はもってほしいとおもっている。僕が自転車に空気を入れる頻度と同じになるからだ。空気を入れるついでに電池を入れ替える、というような習慣に相乗りをさせたい。
通勤用なので最低10日間は連続でつかえること。1日の利用は復路だけなので、片道15分程度である。
よって、15分×10回で最低150分は使いたい。3時間というのはそういう根拠である。
価格
あと、価格だが、自転車ビギナーなので初回は失敗しても泣き寝入りできそうという感覚で3000円とした。
上記のわがままを叶えてくれる自転車用ライトを探したいが、あるのだろうか。
明るさ・持続時間・価格 の関係性
まずそもそも自転車ビギナーなので、自転車用ライトの相場ってやつを把握しておきたい。
そこで自転車用ライトとしてメジャー?とおもわれる製品たちをAmazonやらレビューサイトからピックアップして比較してみることにした。
▼比較対象の自転車用ライト
基準は「明るさ」「持続時間」「価格」である。
もちろん、他にも充電方式だったり、+αの機能を搭載していたりして、多少価格に影響するものもある。
ただ、今回は特殊な機能がないスタンダードな製品をピックアップしているので、そんなに偏りはないはず(という前提でやらせてください)。
で、この表から「明るさ」と「持続時間」を散布図におとしこんでみる。
すると、明るさと持続時間は反比例するような曲線をえがいた。
あたりまえだが、明るいほど持続時間は短い。
さらに「明るさ」と「価格」もおなじく散布図にプロットしてみる。
明るいほど値がはるということもわかる。
と同時に、相場よりもコストパフォーマンスが高いものが顔を出していることがわかるのだ。
Sunspeed製のコスパが優秀
先ほどのグラフをみるとコストパフォーマンスが高そうなのが頭ひとつ飛び抜けていることがわかる。
冒頭のグラフである。
じつはこの正体、サンスピード(Sunspeed)製のLEDライトなのだ。
・明るさ: 300ルーメン
・持続時間: 6時間
・価格: 3000円
明るいのに長持ちするし、明るいのに価格もリーズナブル。
おまけにリア用のライトまでついてくるし、何よりAmazonでの評価がたかい。
これは強い。
型名は不明だが、僕のなかではもうSunspeed一択になってしまった。
間違えないようパターンに注意!
くわしくはAmazonのページを読んでほしいが、このSunspeedのLEDライトは注文パターンが4つある。
4つ目はライト単体での注文なので、まず間違えることはないとしても、残りの3パターンはじつに紛らわしい。
字面をおっていても頭に入ってこないので、ここで僕がマトリクスにして整理しておきます。
親切だろう。
色つきの項目は僕がほしかったオプションである。
結果「USB充電式-2」を買うことにした。
使用感はまたの機会に
今回は、ここまで。
クロスバイクのライト選びにお悩みのかたに、すこしでも参考になれば幸いである。
自転車もそうだが、自信をもってえらんでみたものの実際につかってみて使い物にならなければ意味がないので、また何かあれば何らかの報告をするようにします。